6日には熱風台風に見舞われ、金沢では100年に一度の暑さに襲われたが、昨日あたりから平年並みの気温に戻った。散歩のとき空を見ると、未だ居残る湿気のせいか、雲も多く、すっきりとした秋晴れとはいかない。

すっきりしない朝の空:それでも秋の気配
強風で落ちたであろう、まだ青いクリのいががころがっているが、ススキも伸び、暑かった夏も終わり秋が深まり始めた。

強風で落ちた栗

伸び始めたススキの穂:ところどころ青空
8月22日、24日早朝の千里浜を訪問した。朝の砂浜で我が物顔なのはウミネコである。砂浜を占拠したり、背伸びをしたり、辺りを飛んだり、気儘勝手な振る舞いである。




多分、浜で夜明かししたウミネコ
シロチドリの小走りを見ながら、さらに行くと、トウネンの近くでオバシギの朝の目覚めに遭遇した。

シロチドリ

トウネン

トウネンの群れの中のオバシギ
伸びをしたり準備運動をしたのち、波打ち際で真剣に餌を食べ始めた。

伸びをするオバシギ

餌を食べ始めたオバシギ
ひとしきり食べると、立ち止まってあたりをみまわしたり、痒い所を搔いたりしていた。

ゆったりし始めたオバシギ

頭を掻くオバシギ
他の鳥を気にする様子もなく波打ち際を歩き、また餌を食べ始めた。


再び食べ始めた


トウネンを気にもかけない


満足して海を眺める
4月12日に報告した夏羽のオバシギに比べると、背の橙色が無くなり、少し老けっぽく感じられた。

夏羽
9月7日に再度訪れると、砂像がつくられ、波打ち際ではトウネンに混ざって少数のハマシギがいた。

千里浜名物砂像

トウネンに混ざるハマシギ
まだ数は少ないが、秋の渡りが始まったものと思われる。