

(参照:第4回ヒルクライム佐久2018HPより)
長野県佐久市で開催された「第4回佐久ヒルクライム2018」にチームハルヒルで参戦した。


重い”固定シングルギア”で、この勾配の坂を上るのは容易ではない。

「悪魔おじさんΨ」のブログを拝見すると、昨日の午後にこのコースを愛車で試走している。

恐るべし「悪魔おじさんΨ」。

少し蛇行しながらも、進んでいく。
激坂の終わりが見えてきた。


停ることなく激坂をクリアー。


沿道のスタッフに声援を送る「悪魔おじさんΨ」。

この辺りから道路脇に、別荘のような建物が現れてきた。




高原の別荘地帯なのだろう。


「痛たぁ~い」

痛みが右足に走った。


右足の太ももを攣って動けない。


道路脇に寄ってロードバイクを停めた。
小さくなっていく「悪魔おじさんΨ」を見送った。
先ほどの激坂区間で、右足の太ももがピクピクしていたので、いやな予感はしていた。

今日のレースは「最後まで足が攣らないでゴールしたい」と思っていたので、ペースを抑えて走っていたのが悲しい。


昨年の「第3回ヒルクライム佐久2017」が、YONEXのデビューレース。
あれから1年間、すべてのヒルクライムレースで足が攣って途中休憩している。

もう、ヒルクライムレースでタイムを競えない身体になってしまった。


目の前を通り過ぎていく選手を見ながら、痛みが治まるのを待った。

数分経って、右足の感覚が少し戻ってきた。

ゴールを目指して、ゆっくりスタートした。

サイクリングのような速度で進んだ。
残り、500m。
足が攣らない事を願いながら、ペダルを回転させた。


遠くに「悪魔おじさんΨ」。

「ガンバれ~!、ゴールはもうすぐΨ」。
「悪魔おじさんΨ」の元気な声援を聞いていると、ブルーな気持ちが薄らいでいった。


コーナーを吹けると「ゴール」と書かれた立て看板が迎えてくれた。
「ゴォ~~ル」
とにかくゴール出来たことがうれしい。

・Am9:28

(参照:第4回ヒルクライム佐久2018選手配布資料より)


ゴール地点先で、スタッフが足につけた計測バンドを外してくれた。

足がいつ攣るのかわからない自分にはありがたい。


YONEXを停めて、「悪魔おじさんΨ」の元へ向かった。


「悪魔おじさんΨ」は、ゴールを目指す選手の応援を続けていた。
背後に行っても気づかないほど



応援している後姿を見ていたら、「悪魔おじさんΨ」の尻尾の先にある ” 目



選手が途切れたタイミングで声を掛けた。

「 悪魔おじさんΨ、声援ありがとうございました」

「悪魔おじさんΨ」は微笑んでくれた。


応援の邪魔にならないようにしながら




少しして、チームハルヒルのA木隊長の姿。
「A木隊長ォ~、ラスト! ファイト、ファイト」と、「悪魔おじさんΨ」と一緒になって応援した。


A木隊長が「ゴォ~~ル」
「声援がすごくて、トップ選手になった気分でゴールした」と、言われて、「悪魔おじさんΨ」の任務の重要さを感じた。


A木隊長とゴール後の選手が居る広場へ向かった。



広場はゴール後の選手で賑わってた。


最初に荷物の受け取り。

番号表示の場所に行って、ゼッケン番号を言うと探してくれた。
数も多くないので、直ぐに見つかった。

・Am9:47

ゴール後のお楽しみな「おもてなしコーナー」へ。


”おにぎり”看板。
その下には「1人1個まで」の表示。


「鮭」「おかか」「梅」の3種類の中から1つ。


隣の「とん汁」コーナーへ。

たっぷりの汁で、具が良く見えない。


最後は、フルーツ。
「プルーン」
表記が消されていたので、2つ頂いた。

地元佐久産の「プルーン」は美味しかった。


最後に水を頂いた。


「第4回ヒルクライム佐久2018」おもてなしフルコースの完成。


ゴール後のチームメンバーでのレース談義。

一番楽しいひととき。


スタッフより会場の選手に放送された。

「ただいま最終の選手が、残り3キロ地点を走行しています。最終選手がゴールしたら、下山を開始します」
この放送を聞くと、ほとんどの選手が並び始めてしまった。

・Am10:17

並ばずにゆっくりしていると、”目の前に山の神”こと「森本誠選手」。
手には、地元佐久産の「プルーン」を持っている。
「沢山頂いたので、一緒に食べましょう」と、言われて「森本誠選手」と一緒に「プルーン」を頂いた。
ホント、気さくで優しい方。

下山が始まったら、並べば良いと思っていたので、ゆっくり「森本誠選手」と自転車談義で楽しい時間を過ごした。


(参照:Cyclist SANSPO.COM 記事より。Photo: Taiwan Cyclist Federation)
「森本誠選手」が、今シーズン最後を飾るのは、台湾・花蓮市の太魯閣(タロコ)国立公園を舞台に開催される「台湾KOMチャレンジ」。

全長105km、標高3275mまで駆け上る過激なヒルクライムレース。

怪我なく、ガンバって頂きたい。


「森本誠選手」とゆっくり話をしてから、下山の準備へ。
A木隊長と下山の準備が完了した。


スタッフより会場の選手に放送された。

「ただいま最終の選手がゴールしました。これから下山をスタートします」
放送とともに、並んでいた選手の列が動き始めた。
・Am10:55

十数名の集団を形成して下山となる。
順番が来て、下山スタート。


先頭に自動車、その後ろにビブスを来た自転車先導。
その後を1列、2列になって付いて行く。






道路を横断する排水溝にはゴムマットが敷かれていた。
路面がぬれているとスリップしてしまうので、ありがたい。




・Am11:05

路肩が沈んでいた危険個所を通過。


しばらく下山していくと、また、減速して止まった。



・Am11:18


下山は時速30Km/h前後なので、チームハルヒルのA木隊長と会話しながら下山した。


また、減速していく。



・Am11:32

最初の急坂まで降りてきた。
冷静に下っていくと、結構な勾配だった。

・Am11:50

収穫を待つ田園風景の中を走る。




帰ってきたと実感が沸いてくる。


受付集合場所の「佐久合同庁舎」の建物が目の前。


受付集合場所の「佐久合同庁舎」に到着。

・Am11:58

庁舎の玄関先で、完走証の発行。


並んではがきサイズの完走証を頂いた。


「第4回ヒルクライム佐久2018」が終わった。
昨年より、約15分遅いタイムでゴール。

残念だったのが、タイムより“足攣り”だった。

不安要素を抱えたまま、9月30日開催の「まえばし赤城山ヒルクライム」に参戦となってしまった。


ステージ付近には、朝は無かったお店が出店していた。


手前のお店では、佐久の味として有名な“むしり”が売られていた。
チームハルヒルメンバーはお土産に買っていった。


その隣には「信州佐久 安養寺ラーメン」。




「美味しい」。

味は、信州味噌というより、醤油味だった。
地元佐久市を堪能できたラーメンだった。

レースは残念だったが「森本誠選手」や「悪魔おじさんΨ」と過ごせて楽しい大会だった。












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■第3回ヒルクライム佐久2017《前編》~YONEXの初レースは、残り3Kmで足攣り!~


ご覧いただきましたみなさま、本当にありがとうございました。


