
今年の夏に行った北海道。

北海道東部の釧路市にある阿寒湖へ行った。
全域が阿寒国立公園に含まれて、道東を代表する観光地となっている。
北海道で5番目に大きい淡水湖。

湖は、特別天然記念物のマリモやヒメマスが生息する。
冬は全面結氷し、ワカサギ釣り、スケート、スノーモービルなどのウィンタースポーツが盛んに行われると言う。

湖畔のメインストリートを歩くと、お土産屋が並んでいる。



今回、その数あるお土産屋の中から「民芸のえぞりす」というお店に寄った。

店の入口から手作りの木彫りの小物やアクセサリーがギッシリ所狭しと展示されている。

店内には壁や天井にまで商品が展示されていて、その展示商品数は3000個以上あるらしい。
思ったより奥行きのある店舗で、見ているだけでも十分楽しめるお店。


商品を見ていると、お店人が丁寧に説明してくれた。
良く見ると、手彫りらしく一つ一つが少しづつ違っている。
阿寒はアイヌ民族が住んでいた場所でもあり、その文化を継承してこういう民芸品がお土産としてあるようだ。

我が家がログハウスなら、この表札を作って見たいと思う。

店内をゆっくり見て店員さんに色々と説明していただいて、買う事にしたのが店内で一番安いと思われる「カムイニポポ」のストラップ。
両面彫りで事故・災難・病気等を身がわるお守り。
職人さんが手彫りしているので、その表情はひとつひとつが微妙に違っていてお気に入りの物を選ぶのに一苦労。

最初は自分のだけ買ったが、こんなに小さいのにその場で彫刻刀のようなもので、名前を彫ってくれる。

その手さばきがお見事。

つい、家族の分まで買ってしまった。


店員さんの説明では、エリマキの木からこの作品たちが誕生すると言う。
普段聞きなれない名前の木。


毎日持ち歩いているカメラ”RICOH GR DIGITAL Ⅲ”に付けている。

この「カムイニポポ」は、使い込んでくるとジーンズのように色が変わってくると言われた。

両面に彫刻がされ、男女の姿が彫られている。
こちら面が男性。

こちらが女性。
簿妙な顔つきでコメントが難しい。


彫ってもらった文字。
漢字2文字だが、この裏面の大きさは、横11mm、縦6mm。

小指で隠れてしまう大きさ。
本当にこんな小さな面に簡単そうに、アッと言う間に彫ってくれた。



次回は首輪用に買って”ココア”と彫ってもらう。

店員さんが言っていたが、丈夫なので十数年と持ち、使い込むほど色合いが変わって愛着がわいてくるという。
彫刻の汚れや溝の埃などは、お店に持ってくれば無料できれいにしてくれると言っていたので、また北海道の”民芸のえぞりす”に行きたいと思う。








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