4日目は、まず門司港を見下ろす和布刈(めかり)公園に行ってみる。
早朝であったためか、人影もまばら。
和布刈公園の入口。ツツジの花が満開で見事。ちょっと先には関門大橋の橋脚が見える。
和布刈公園から古城山(標高175m)を10分ほど登ると門司城跡に辿りつく。門司城跡といっても写真にある石碑のみが残されているだけで、他に遺構は残されていない。
<<門司城>>
別名:門司関山城・亀城
所在地:北九州市、古城山上
築城:紀井通資(築城年:平安時代末期?、平知盛の命令で源平の合戦に備えた)
歴史:室町時代末期(戦国時代)、門司半島は大友氏と大内氏、大内氏滅亡後は変わって毛利氏が激しい争奪戦が広げられ、門司城はその渦中に置かれた。江戸時代に入り(元和元年=1615年)、一国一城令で廃城となりその歴史を閉じた。
古城山上(門司城跡)から関門海峡を望む。古城山上からは周辺の景色が一望でき、非常に眺めが良い。
古城山上の砲台跡。これは旧日本軍によるもの(だろう)。コンクリート製の掩体はそのまま遺されている。左奥にあるのが門司城跡の石碑、その先に関門大橋が見える。
関門海峡を見下ろせる古城山の山上はいつの時代も軍事上の要衝になるのだなぁ、と思えてくる。
古城山山上からすぐ下にある旧日本軍の軍事施設跡。多分、弾薬庫であったと思われる。
めかり公園から壇之浦を望む。
めかり公園の第2展望台そばにある壇之浦合戦壁画。かなりでかい。
(左)めかり公園第2展望台から門司港方面を望む。(右)同じ場所から真下、関門大橋を望む。
関門大橋を見上げる。でかい。
この後、めかり公園を後にして関門トンネルを通って下関に戻り、中国地方に復帰。山口県の名所をピンポイントで巡ることにする。
(つづく)