2017.11.16 渋谷アップリンクで『シネマ狂騒曲 名古屋映画館革命』を観る。面白いねえ。

渋谷アップリンクで『シネマ狂騒曲 名古屋映画館革命』を観る。面白いねえ。

名古屋駅近くのミニシアター、シネマスコーレの名物副支配人・坪井篤史さんを追ったドキュメンタリーです。ここはもともと、若松孝二監督が作った映画館です。名古屋テレビ(メーテレ)の制作。

チラシには「ちょっと頭のオカシイ映画好き」「異常なまでの映画への執念」なんて書かれているのですが、観終わって納得です。

このひと、映画業界、特にインディーズ系の監督の間では、心強い味方として知られています。新作はできたらここでかけたいと思わせる応援ぶりです。熱烈支援という感じ。

よくしゃべる人です(ひとのこといえないけど)。映画のことを話し出すととまらない。その勢いでトークイベントをやったり、大学で講義したり、テレビにでたり。同じ業界の友人と借りた1Kのマンションに集めた7000本のVHSコレクションというのもすごい。このふたりが、車で郊外へ遠征し、VHS投げ売り会場で喜々として買い占めするシーンがあるのですが、わかるなあ、あの気持ち。見事なまでの映画キチ、です。