きょうも映画館通い by Banzong

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2017.9.13 TOHOシネマズ渋谷で『ダンケルク』を観る。

2017-09-13 | 日記
『ダンケルク』をTOHOシネマズ渋谷で観ました。これが先週末の興行ランキング1位のようですね。

第2次世界大戦序盤、英仏連合軍は敗退、ドーバー海峡を望むダンケルクに追い詰められます。制空権もないなか、40万人の兵がここからいかにして撤退できたか、という史実に基づいた映画です。陸(つまり海岸)1週間、海1日間、空1時間、冒頭に字幕で示される、それぞれ要した時間がちがう戦いを交互に描いていきます。面白い構成です。そのそれぞれに感動があります。兵を救ったのは、じつは1日がかりで海を渡った民間船の大群だったという実話がすごいですね。小さな遊覧船の船長が信念でドーバーを越えていくんです。

CGをさけ、極力実物を使ったそうです。ということは空中戦も船が沈没していくさまも、かなりリアルなんでしょうか。お話も映画も、確かにすごいなとは思うんですが、映画的感動は、私にはそれほどではありませんでした。興行ベストテン1位は、クリストファー・ノーラン監督すごいぞお、ともりあげまくった映画会社と宣伝マンの力ですね。たぶんあと伸びはしないと思います。

ほとんどイギリス軍の話です。最初にこの戦いのことを知ったのはフランス映画『ダンケルク』(1964年)でした。ジャン=ポール・ベルモンド主演、アンリ・ヴェルヌイユ監督作品。映画は知ってましたが、観てません。フランス人はこの戦いをどう描いたかと興味がわきます。が、DVDは入手困難です。残念。
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