(写真は勝ったドゥアンペッ・ゴーキェットジム)
タイの警察の追及を逃れてホアヒンに避難して行ったバンコク愚連隊です。(大嘘)そのホアヒンでのゴーキェット興行のメインはもちろんWBC女子ライトフライ級統一戦なんですが、いろいろ書きたいことがあるのでまずは第1試合から♪
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今年のタイ正月はさびしい正月になりそうですね。タイ全土的に…
では以下、興行詳細です。
[[ 2010年04月09日 ]] ゴーキェットグループ・ホアヒン興行
場所:プラチュアップキリカン県ホアヒン郡ポーンキンペッ記念公園(の向かい側だと思いますが)
▼第1試合:6回戦
ドゥアンペッ・ゴーキェットジム(Duangpetch Saengmorakot)(タイ) VS ボイド・シンマジュンタック(Boido Simanjuntak)(インドネシア)
ドゥアンペッが判定勝ち(PTS)
第1試合はWBAスーパーフライ級王者名城に秋波を送り続けているドゥアンペッ・ゴーキェットジム。
<ドゥアンペッ・ゴーキェットジム>
対戦相手のボイドは先日ギャラクシーのウタラディット興行でタプティムデーンと対戦したばかり。(3月26日のギャラクシー興行)。ボイドいわく「タプティムデーンのパンチは重かった…」。といいつつ、憧れ?のカオサイ・ギャラクシーと一緒にとった写真とか見せてくれました。今回のインドネシア人の引率はスラガー・ラムビン氏(Suragah Rambing)。
<スラガー氏(右)とボイド>
<対峙する二人>
試合はフックとアッパーの組み合わせをメインに攻めるドゥアンペッにボイドも思ったよりアクティブにパンチを返していく展開。
<パンチを振るっていくボイド>
気になるのはボイドが何回かローブローのアピールをしてましたね。
<確かに微妙なパンチが何度か…>
しかし2Rにボイドがよろけたところに入れたパンチでドゥアンペッがダウンを奪うと一気に試合はドゥアンペッのペースに。お互いのフックの打ち合いもヒット数ではドゥアンペッが圧倒。ボイドは徐々に空振りも多くなってしまいポイントを失います。
<ドゥアンペッの攻撃>
<ダウンを奪う>
しかしドゥアンペッのパンチで気がついたのはいつもよりさらにフックが大振りだったこと。特に何回かはほとんどチョップブローみたいな腕の振り方。もうひじが曲がってなくてほとんど腕を伸ばしたまんま振るうようなパンチがあったこと。
<これはクリーンヒットしたフックですが…>
以前トレーナーについていたエカラック氏はワンツー・ベースのボクシングを大事にする人でしたが、彼を見なくなった後のドゥアンペッのフックの振りは大きくなる一方の気がします。
実は試合前にスラガー氏には「ドゥアンペッはフックのときに正面のガードが空くのが狙い目」と話をしたんですが…(スラガー氏)「いやあ、ボイドもフックボクサーなんですよね…」(汗)という感じでした。まあそれでも初めのほうは真っ直ぐ系のパンチを入れて奮闘していたんですが、地力に差がありすぎましたね。
途中流した感のあるドゥアンペッは最終6Rに左フックで2度目のダウンを奪うもボイドは立ち上がって最後までがんばりぬき、結果判定でドゥアンペッの勝ちとなりました。
しかしあのフックボクシングはなんとかならんもんかいなあ…
どうもインドネシアのボクサーなんかと話をしていても、「力を入れたパンチでKOするのが理想」みたいな感覚があって、その行き着くところが「力を思い切りこめたフック」という感じらしいんですが、しかしガードが空きすぎる欠点とパンチの到達までに時間がかかるからガードすることが可能というのが致命傷だと思うんですけどねえ…
この後はメインの富樫VSノンムアイ戦です。
ではまた
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ドゥアンペッ・ゴーキェットジム(Duangpetch Saengmorakot)(タイ) VS ボイド・シンマジュンタック(Boido Simanjuntak)(インドネシア)
ドゥアンペッが判定勝ち(PTS)
第1試合はWBAスーパーフライ級王者名城に秋波を送り続けているドゥアンペッ・ゴーキェットジム。
<ドゥアンペッ・ゴーキェットジム>
対戦相手のボイドは先日ギャラクシーのウタラディット興行でタプティムデーンと対戦したばかり。(3月26日のギャラクシー興行)。ボイドいわく「タプティムデーンのパンチは重かった…」。といいつつ、憧れ?のカオサイ・ギャラクシーと一緒にとった写真とか見せてくれました。今回のインドネシア人の引率はスラガー・ラムビン氏(Suragah Rambing)。
<スラガー氏(右)とボイド>
<対峙する二人>
試合はフックとアッパーの組み合わせをメインに攻めるドゥアンペッにボイドも思ったよりアクティブにパンチを返していく展開。
<パンチを振るっていくボイド>
気になるのはボイドが何回かローブローのアピールをしてましたね。
<確かに微妙なパンチが何度か…>
しかし2Rにボイドがよろけたところに入れたパンチでドゥアンペッがダウンを奪うと一気に試合はドゥアンペッのペースに。お互いのフックの打ち合いもヒット数ではドゥアンペッが圧倒。ボイドは徐々に空振りも多くなってしまいポイントを失います。
<ドゥアンペッの攻撃>
<ダウンを奪う>
しかしドゥアンペッのパンチで気がついたのはいつもよりさらにフックが大振りだったこと。特に何回かはほとんどチョップブローみたいな腕の振り方。もうひじが曲がってなくてほとんど腕を伸ばしたまんま振るうようなパンチがあったこと。
<これはクリーンヒットしたフックですが…>
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実は試合前にスラガー氏には「ドゥアンペッはフックのときに正面のガードが空くのが狙い目」と話をしたんですが…(スラガー氏)「いやあ、ボイドもフックボクサーなんですよね…」(汗)という感じでした。まあそれでも初めのほうは真っ直ぐ系のパンチを入れて奮闘していたんですが、地力に差がありすぎましたね。
途中流した感のあるドゥアンペッは最終6Rに左フックで2度目のダウンを奪うもボイドは立ち上がって最後までがんばりぬき、結果判定でドゥアンペッの勝ちとなりました。
しかしあのフックボクシングはなんとかならんもんかいなあ…
どうもインドネシアのボクサーなんかと話をしていても、「力を入れたパンチでKOするのが理想」みたいな感覚があって、その行き着くところが「力を思い切りこめたフック」という感じらしいんですが、しかしガードが空きすぎる欠点とパンチの到達までに時間がかかるからガードすることが可能というのが致命傷だと思うんですけどねえ…
この後はメインの富樫VSノンムアイ戦です。
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