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謎だらけの“元陸上自衛隊東部方面総監、。ロシアスパイに機密情報で書類送検”報道

2015-11-22 18:07:21 | 世界の中の日本

元陸自総監、ロシアスパイに情報を
 陸上自衛隊の元東部方面総監(関東甲信越と静岡県の1都10県を管轄する陸自東部方面隊の最高責任者)が2013年、在日ロシア大使館の軍人外交官に防衛省の内部情報を渡したとして、この2人と、総監に協力した元部下4人を含む6人を自衛隊法(守秘義務)違反の疑いで来月上旬にも書類送検する方針を警視庁公安部は固めた。との新聞報道である。
  渡したとされる情報は自衛隊の軍事訓練や戦術などをまとめた「教範」と呼ばれる資料で一般には入手できないが陸自では売店で販売されているもの。重要な機密事項は含んでいないが、警視庁は、外部に漏れれば陸自の業務に支障が出るおそれがある内容で、隊員が職務上知り得た秘密にあたると判断した。
 などとの新聞情報であるが、幾つかの疑問が湧いてくる。

謎だけの情報漏洩事件
1,「2年前の事を、今時分、なぜ?」と。特別機密保護法案の審議の妨げになるとの懸念から、“隠蔽指示があった”とのではとの噂もある。
2,陸上自衛隊の売店で販売している程度のものを、元部下4人に依頼するのは如何にも不自然!
3,もっと重要な情報が漏れているのではないか?
4,実は重要な情報が漏れているが、機密保護の観点から伏せているのではないか。
5,相手に罪の意識を感じさせないために秘密性の低い資料から頼むのはスパイリクルー トの常套策ではあるが、それにしても売店で販売しているようなものを何故?
6,元陸自総監の氏名が公表されていないのは、どのような配慮によるものだろうか?

などであるが、この事件、新聞で伝えれている以上の何かが隠されているような気がしてならない。やはり真相は特別秘密保護法の壁の中に隠されてしまうのだろうか?

ガードの甘さにビックリ!特別秘密保護法の存在理由にも疑問
 それにしても、元陸上自衛隊東部方面総監のガードの甘さにはビックリポン!である。
秘密保持者のトップクラスでさえ、秘密保持の意識がこの程度であるならば、特別秘密保護法がどれほど役にたつか疑問である。となると審議の邪魔になる。だから2年間伏せていたと言うことかも知れない。
それとも政府の失態のボロ隠しの役に同法がたてばそれで十分ということだろうか…



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