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池江璃花子さんの闘病に専念できるようにメディアの報道自粛ルールを

2019-02-14 16:39:40 | 世界の中の日本

池江璃花子さん白血病発症のニュースを聞いて 驚いている。見るからに健康そうでアスリートらしい明るい笑顔の彼女が白血病だなんてにわかには信じがたい。水泳関係者を始め、多くのスポーツ関係者が「言葉もない」 と。国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長はじめ世界から早い回復を願うメッセージが寄せられている。

池江璃花子さんはは回復を願う多くの声に応えて、自らのツィッターを更新している。

「昨日から沢山のメッセージありがとうございます。ニュースでも流れる自分の姿に、まだ少し不思議な気持ちにもなります。

そんな中で皆さんにどうしてもお伝えしたく、更新させていただきます。皆様からの励ましのメッセージの中に『骨髄バンクの登録をした』『輸血、献血をした』など、沢山の方からメッセージを頂きました。私だけでなく、同じように辛い思いをしてる方達にも、本当に希望を持たせて頂いてます。

私は、神様は乗り越えられない試練は与えない、自分に乗り越えられない壁はないと思っています。もちろん、私にとって競泳人生は大切なものです。ですが今は、完治を目指し、焦らず、周りの方々に支えて頂きながら戦っていきたいと思います。

しばらくの間、皆様に元気な姿をお見せすることができないかもしれません。そしてしばらくの間、私も皆様と同じく応援側に回ります。引き続き、トビウオジャパンの応援、支援、そして沢山の様々なスポーツの応援、支援を宜しくお願い致します。」

池江璃花子さんの人柄そのものの気配りの効いた素晴らしいメッセージであるが、感心ばかりしていられない。私たちにとってイマ大事なことは池江サンの回復を静かに見守ってあげることで、いかにも心配そうな顔をして「大丈夫ですか」と声を掛けることではないと思う。それはメディアも同じである。
 後数ヶ月もすれば「池江璃花子さん、回復順調!」などと格好の見出しになって週刊誌やワイドショーを騒がせそうであるが、そのような取材合戦は旁々ご遠慮願いたい。この場面は早い回復を願って静かに見守る場面である。どれほど美味しい格好の話題でもニュースに取り上げて良い時と悪い時がある。それがメディアの矜持、良心ではないだろうか。
 とは言え、抜け駆けの功名を競うのがメディアの世界である。単なる“自粛の申し合わせくらいで大人しくしている”とは考え難い。例えば『池江璃花子さんに関する取材は本人発のツイッター、もしくは水泳連盟を通じての発表のみと限定し、池江サンへの直接の取材は一切禁止』などとメディア各社間で協定すればどうだろうか。フリーライターなどの問題もあろうが、人の命に関わる問題である。解決の道はあるはずだ。

 池江璃花子さんはアジア大会での活躍などで私たち日本人をずいぶん嬉しくさせてくれました。また、あの笑顔で世界が癒やされました。そのお礼をするのは今ではないでしょうか。皆で静かに早い回復を祈祈りましょう。。


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