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ホワイトデーや義理チョコの話

2016-02-21 18:20:14 | シルバーライフ

ヴァレンタインデーは孫娘二人から
 今年のヴァレンタインデーは来年成人式を迎える孫娘がフォンダンショコラを。高校1年生の孫娘は羊羹と二人が趣向を凝らしたものを作ってくれた。
 フォンダンショコラの中のトロリとしたビターチョコはコーヒーで頂き、小豆味がしっかりしている薄造りの羊羹は抹茶で頂いた。お店で買ったのでは味わえない感激まじりの美味。
  二人の思いを味わいながら「二人がいつも工夫したものを作ってくれるので、おじいちゃんは毎年バレンタインデーが楽しみだよ。これからも毎年のヴァレンタインデーが楽しみだが、二人の力作を後何年食べられるかな?」と思いがつい口に出る。

持つべきものは孫
 すかさず二人が「おじいちやんは二人の結婚式に出て、それから二人の赤ちゃんの顔を見るのが楽しみと言っているじゃない。妹は今15歳だし、いくら早くても後10年は掛かるし…。」と太鼓判を押してくれた。最近は二人ともオジイチャン、オバアチャンを喜ばせることを目標にしているようで、こんな嬉しい言葉をいつも聞かせてくれるようになった。寺子屋の松王丸ではないが「持つべきものは孫」である。
 もっとも、そうなると米寿、うかうかしていると卆寿になる。それはそれで結構なことではあるが、『自分の事が自分で出来る』健康寿命でいてこそ、やりたいことができるというもの。孫二人の希望に応える為にも“歩く、話す”ことを何となく続けていたい。

ホワイトデーは“手作りの苺のミルフィーユ”
  ヴァレンタインの次はホワイトデーである。これまでは二人の欲しいモノや喜びそうなモノを見付けてホワイトデーにしていたが、マロングラッセやラザーニエなどオジイチャンお手製の評判が結構良く、最近始めた冷凍パイシートを使ったアップルパイも好評なことから、今年は手作りの「苺のミルフィーユを」と提案したところ、二人が大喜び。二人を我が家まで送ってきた婿殿まで「ヤッター」と歓声を発したものだから「頂くのは私たちよ。パパじゃないんだから」とからかわれる始末。

悩ましかった義理チョコの頃
 現役の頃はホワイトデーで頭を悩ませたこともしばしばあった。バーやクラブで頂くヴァレンタインチョコは明らかに営業チョコなのでそれほど気を遣うこともない。「下心あります」などと一言添えてくれていると尚更気が楽になる。要は、ホワイトデーに限らず、店に顔を出せというメッセージが込められたチョコである。
 気を遣うのは部下から貰ったチョコレートである。近頃は友チョコや自分チョコが流行で義理チョコは下火になったようだが、義理チョコとは云え仕事を一緒にしている仲間だけに簡単にはいかない。中には「ホワイトデーは3倍返しですからね」冗談交じり風の催促もある。まず、品物選びに悩む。 プレゼントは本来は一人一人の好みなどを考えて選ぶべきだが、職場の中では差があるように見えて良くない。皆に喜ばれそうな最大公約数の品を見付けるのに一苦労する。第一予算もある。それが決まれば一人一人に一言を添えてラッピングだが、この“一言”でまた頭を悩ませることになる。
 義理チョコに縁がなくなったこの頃はそんな苦労も遠くなった。今は“ホワイトデーに苺のミルフィーユ”とネットでレシピサーフィンを楽しんでいる。



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