<シルクロードを点で繋ぐ旅><朝顔・君子蘭・竹など>

シルクロードの都市を点々と歩き、砂漠や高山、信仰と食事=文化に興味を持つ。
朝顔・君子蘭・竹などを育てている。

ジェロニモス修道院 ザクロの実

2012-06-25 15:32:05 | ポルトガル
X'masのネオンにもこのデザインがよくあった。
ザクロなら形が似ていると思うが。

長いこと気になっていましたが、
やはり、ざくろでした。
(2012.6.24)

その他、
コショウのまるい実・とうもろこしなど。

資料 <ざくろの原産地>
「ザクロの原産地はオリエント一帯、すなわちイラン(ペルシャ)、
アフガニスタンあたりの小アジア。ザクロス山脈

ざくろの効能は、6千年をさかのぼる昔から、
古代文明発祥の地ペルシャで認められ、医学書にも。

また、
ツタンカーメン王やソロモン王にも保護された。
ざくろは文明の発祥と共に「愛と多産」「生命の果実」として
人間の健康を支える優れた働きがたたえられ、大切にされてきた。


イラン周辺のザクロ種は、イヂジクやブドウと同じように、
有史以前から栽培されていた果樹であり、珍重されていた。

果実の姿がまるで冠をかぶったように見えるザクロは、
その効果の偉大さをたたえられ、

『果実の王様』と呼ばれた。

今では、日本をはじめアメリカでもザクロは栽培されていますが、
はじめザクロはイランから地中海沿岸を経て、そしてヨーロッパに拡大。
そして、東へはシルクロードを経て、インド、中国そして日本へと伝播。

日本には中国や朝鮮を経て、10世紀頃に。
南北アメリカへは、大航海時代以降に広がる。

ザクロにまつわる話は多くあり、
旧約聖書・聖書の中にも、ギリシャ神話の中にも、
お釈迦さまにまつわる話もあります。
また、イソップ童話にもザクロの話があるほどです。



リスボン・聖ジェロニモス修道院

2012-06-25 07:02:15 | ポルトガル
モチーフがヤシの木。
天井も柱も回廊もヤシの木をかたどっていた。
ヴァスコ・ダ・ガマの富の蓄積。
大航海時代の産物。
ここにインドで死亡したヴァスコ・ダ・ガマの棺がある。
サンタマリア教会。

回廊には、コショウの丸い実やコンゴ(黒人)の王子の像などがある。
(TBSの世界遺産の放映で知った。2012.6.24)


リスボンのX'mas

2010-02-04 19:34:14 | ポルトガル
2009‎年‎12‎月‎25‎日
この模様のデザインは、ジェロモニス修道院の中庭にあったのと同じ?
少し調べたが何をデザインしたのかわかりませんでした。
2011.08.16
どうも”ざくろ”のように思えてきました。

気になっていたこのデザイン、
どうも<椰子の実>ではなく、ザクロです、決定!(^^; (2014.5)

教会の通路の天井にも、
広がるヤシの葉のデザイン。