雌雄の唐獅子。
ライオンや象・トラなどの実物を目にすることのない時期に。
明治になると、
竹内栖鳳-パリ万博時、ヨーロッパに派遣され,
ライオン・象などをヨーロッパの動物園で
実際に見、こと細かくスケッチ。
わざわざ、滞在日数をのばしたとか。
<虎>など驚嘆する絵が誕生する。
動物の匂いがすると絶賛!
雌雄の唐獅子。
ライオンや象・トラなどの実物を目にすることのない時期に。
明治になると、
竹内栖鳳-パリ万博時、ヨーロッパに派遣され,
ライオン・象などをヨーロッパの動物園で
実際に見、こと細かくスケッチ。
わざわざ、滞在日数をのばしたとか。
<虎>など驚嘆する絵が誕生する。
動物の匂いがすると絶賛!
時代の権力者の求めに応じ、
希望に沿うような大きな見ごたえのあるものを
心血を注いでかきあげた。
もし、意に添わねば、命がないどころか一門の破滅!
今までに誰も見たことのないもの・驚嘆する大作を創造。
安土に納められたものは、見ることができない!
第65回正倉院展
漆金薄絵盤 [うるしきんぱくえのばん]
(香印坐[こういんざ])
この盤は、とても精巧で華麗なことは言うまでもない。
36枚のハスの花びらが、4枚づつつながっていて、巧みに重ねられている。
人が近づくと空気が動き、それに連動して盤が揺れる!
盤の上で香がたかれる、煙が上るとそれにつれて、
ハスの花びらが動くように造られている。
正倉院の宝物の中でもこれが。No.1だと。
資料
この盤の底裏に、「香印坐」と墨で書かれていることから、
上に香をたくための入れ物を置き、
仏の前に供えられたことがわかる。
木製で蓮の花をかたどっており、花びら一枚一枚に、
想像上の鳥や花をくわえた鳥、獅子、花などが、
色鮮やかに描かれている。
正倉院には、ほぼ同じ形で同じ大きさをした、
絵柄だけが異なる盤がもう一つ伝わっており、
二つで一組として使われたと思われる。
この盤は、正倉院の中で最も華麗に彩られた宝物といわれ、
23年ぶりの公開となる。
資料
第65回正倉院展
布を縦に二つ折りにして、
文様を彫った板に挟んで染める。
夾纈(きょうけち)という技法が使われている。
1960年、奈良遷都1250年を記念して発行した切手に、
この屏風のデサインが使われたことでも有名。