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鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

すなばVSスタバ

2020-07-12 | グルメ


令 和 元 年 神 無 月 廿 日 ( 日 )

午 後 十 二 時 三 十 二 分

鳥 取 城 址 ・ 久 松 公 園



鳥取城【国指定史跡】の登城を終え、最寄りの仁風閣・県立博物館バス停に戻りました。



鳥取駅に戻るバスは、100円バス「くる()
鳥取の市街地を循環するバスで、運賃はどこまで行っても100円です。
「くる梨」のコースは3つありますが、今回乗車するのは緑コース
朝8時から、20分間隔で運行されているようです。
なお「くる梨」では、鳥取砂丘へ行くことはできません。

仁風閣・県立博物館バス停からは、12時33分発のバスがあるようです。



「くる梨」さんがやってきました。
これに乗り込んで、鳥取駅へ。


「くる梨」に乗り込んだ時点の時刻は、12時35分
この日はさらに若桜(わかさ)鬼ヶ城【国指定史跡】の登城を予定しています。
若桜鬼ヶ城も鳥取城と同じく山城なので、鳥取駅を発つ前になんらかの食事は摂っておきたいところです。




鳥取駅前の繁華街にあるバス停・鳥取市移住・交流ガーデン前で下車しました。



降りたバス停から振り返ると、



鳥取城・久松山が、城下町の向こうにそびえ立っています。
江戸時代初期までは山上に天守閣が建っていましたが、城下からとてもよく見えたことでしょうね。

この通りは、駅前通り
JR鳥取駅から鳥取県庁まで続く道です。
ここを、鳥取駅の方に向かって右側の歩道を歩いていきます。

歩いて3分ほどで、



この日のランチをいただく「すなば珈琲」新鳥取駅前店に到着しました。



【今回のバス乗車記録】

<->日ノ丸自動車 ⑪仁風閣・県立博物館 12時33分発
鳥取市100円循環バス「くる梨」 緑コース
⑳鳥取市移住・交流情報ガーデン前 12時41分着

*所要時間 8分
*運賃   100円




午 後 十 二 時 五 十 分

す な ば 珈 琲 新 鳥 取 駅 前 店




すなば珈琲は地階にあるようですね・・・おおぅ、なかなかの混みっぷり。



来店して5分、席に案内されました。
お冷のグラスもなかなか凝っていますね。

そしてここは・・・タブレット端末でオーダーをするようですなぁ。
まずはのどの渇きを潤す水出しアイスコーヒー(税込495円)をオーダー。
そしてランチということで、もさ海老のホットサンド(税込770円)もオーダーしました。


オーダーから5分後、



水出しコーヒー! うまい!!
これまで水出しコーヒーなるものを飲んだことがなかったのですが、なんとも喉ごしの良いコーヒーです。
変な苦味のない、すっきりと飲み干してしまいそうなコーヒーです。

コーヒーに後れること約8分・・・



もさ海老のサンド、うまい!
・・・ところで「もさ海老」って?!


もさ海老は、「猛者海老」とも書きます。
もさっとした名前ではなくなかなかに勇ましい名前ですが、本名はクロザコエビ(黒雑魚海老)とちょっと残念。
頭が角ばっていて足が太いことから、鳥取県地方では猛者海老というのだそうです。
もさ海老は水深200メートルよりも深い海底に棲んでいるため、水揚げされると鮮度が落ちやすく、そのため水揚げされる地元でしか流通されないのだそうです。
味は甘海老よりも甘く、ミソもまた美味なのだそうです。



なんとなくで選んだオーダーでしたが、土地土地のものをいただくという今回の旅のテーマにぴったりなものだったようですね。



それにつけても、水出しコーヒーがあまりにうまかったので、サンドイッチが来る前にほぼ飲み干してしまっていました。


午後1時16分、お食事代1,265円を支払って、すなば珈琲を後にしました。



JR鳥取駅へと歩きます。



何のオブジェだろう?
なんとなく気にはなりましたが、近くに寄ることもなくそのまま駅舎に入っていきました。

このオブジェ、じつはただの銅像なのではなく、「夢時計21」という時計なのだそうです。
画像はちょうど時計の見えない方向から撮ったものなのですが、残りの3面にはそれぞれ日本時間、ロンドン時間(グリニッジ時間)、ニューヨーク時間(アメリカ東部時間)の時計がついているそうです。
そして台座のステンドグラスには、鳥取の鳥取しゃんしゃん祭りで用いられるしゃんしゃん傘が描かれているのだそうです。

そのようなことはつゆ知らず、鳥取駅の北口に入り、そして南口に出ました。


鳥取駅南口を出て右側を見ると・・・



「スターバックスコーヒー」シャミネ鳥取店です。




午 後 一 時 廿 六 分

ス タ バ ・ シ ャ ミ ネ 鳥 取 店


すなばに行ったのなら、やはりスタバにも行かなければなりません。


「鳥取県は、スタバはなくても日本一のスナバ(砂場)はある」
平成24年(2012年)に平井信治鳥取県知事は、テレビ番組でこう言ったそうです。
当時、鳥取県にはスターバックスコーヒー(スタバ)の店舗はありませんでした。
また翌年に島根県にスタバの店舗ができると、鳥取県はスタバがない唯一の県になってしまったのです。
「スタバはなくてもスナバはある」・・・この言葉をもとに、飲食店チェーンを展開する地元企業・ぎんりんグループにより、平成26年(2014年)4月にすなば珈琲がオープンしました。

その翌年5月、ついにスタバが鳥取にやってきます。
本邦1287番目の店舗が、鳥取県初のスタバ・シャミネ鳥取店だったのです。



入店すると、ランチタイムを過ぎた頃なので人出は少ないかな~なんてとんでもない。
たしかに「すなば」ほどではありませんでしたが、こちらも空席わずかという盛況ぶりです。

ここではアイスコーヒー・ショートサイズ(税込319円)をオーダー。
そしてBLT & エッグサンド(税込616円)を手に取って、お会計へ。
「すなば」は後払いなのに対し、スタバは先払いで、935円を支払いました。




スターバックス鳥取開店おめでとう。
私はシアトルに行ったことはないので・・・柏で飲む、いつもの味。
僕にとって新鮮味がないことが、成功の証だと思う。


・・・という意識高めな文言が瞬時に浮かんだわけではありませんが、まぁ、よく飲む味です。
もちろん、おいしゅうございますよ。
ですがサンドイッチはいつもは食べないので・・・BLTエッグサンド、うまい!
卵の黄身が滴れてきて、手が汚れてしまいましたけど。



こうして私はひとり、スタバVSすなばの食べ比べ、飲み比べをして、悦に浸っていたのでした。






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