鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

サバ水煮缶食べくらべ・第2章~続・メーカー製品食べくらべ

2017-06-19 | 日記


2 0 1 7 年 6 月 1 8 日 ( 日 )

午 後 7 時 0 5 分

千 葉 県 柏 市

ら ら ぽ ー と 柏 の 葉



この日はわが御前と、ららぽーと柏の葉にて夕食。
その帰り、御前が買い物をなさるということで、ららぽの中にある東急ストアに入りました。

ここでふと、わが心の中に立ち上る探究心。



探究心のおもむくままに買いそろえたのは、またしてもサバ水煮缶・3缶です。



翌 日

午 後 1 時 4 0 分

千 葉 県 某 所

拙 宅 に て




2週間前にサバ缶15個を買い、うち7個を食べ、残るサバ缶は8缶。
そこにららぽで購入した3缶を加え、



11缶のサバ水煮缶食べくらべとまいります。

前回7缶を平らげ、気分が悪くなった私。
もう無理はしません。
この日は最大で3缶まで!と、ゆるめのノルマを設定して臨みます。



この日最初のサバ缶は、伊藤食品「美味しい鯖 水煮」です。



私の不見識で、伊藤食品というメーカーは、今回の食べくらべ企画をするまでは知りませんでした。
静岡の清水にある水産品缶詰のメーカーです。
商号が似ている伊藤ハム(旧・合名会社伊藤食品工業)とは関係はありません。
商品名に「美味しい」と銘打っていますが、こういうのは「口だけ」で終わるものが多い中、このサバ缶はどうでしょうか。
それでは開缶!



缶を開けると、内容液の下に沈んでいるサバの身を確認できます。



内容液を除いた様子。
パッと見ではサバが何切れ入っているかわかりません。



皿に盛りますと、身が柔らかいため1切れだけ崩してしまいました。
中くらいの身が4切れ入っていました。
実食してみると・・・たしかに美味しい!
前回の7缶を加えても、このサバ缶が一番美味しく感じられました。
あまり大きな特徴ではないですが、このサバ水煮にはセキツイ(背骨)は入っておらず、細い骨が数本だけ入っていました。
栄養分を見てみると、炭水化物の数値がほかの缶とは大きく違います。

前回に引き続き本日も、サバの旨味、塩分の濃さ、脂分の濃さ、鯖の生臭さ、身の肉厚さ、お買い得度の6つの観点をチェックしていきます。
伊藤食品「美味しい鯖 水煮」の私的評価は・・・

 ◆サバの旨味  ★★★★★ (サバの味がしっかり現れていて、かつ、うまい)
 ◆塩分の濃さ  ★★★☆☆ (★が多いほど濃くなります。沖縄の塩「シママース」のやさしい塩味がサバをうまき引き立てています)
 ◆脂分の濃さ  ★★★☆☆ (★が多いほど脂っぽいです。脂分もくどくなくバランス良し)
 ◆鯖の生臭さ  ★★★☆☆ (★が多いほど魚臭さがありません。においはありますが、きつくはありません)
 ◆身の肉厚さ  ★★★★☆ (身の部分は140gと食べごたえあり。身は柔らかく、スーッと胃に入っていきます)
 ◆お買い得度  ★★★★☆ (少々割高ですが、うまさを考えると★5つでもいいくらいです)

伊藤食品「美味しい鯖 水煮」のデータです。購入価格以外は、缶に表記されている内容を転載しています。
栄養分のデータは、1缶当たりのものと100g当たりのものを記載し、黄色文字が缶に表記されている内容です。

 ▲内容量   190g(うち固形量 140g)
 ▲購入価格  204円(税込、東急ストアにて購入)
 ▲原材料   さば、食塩
 ▲原産国   日本

 ●エネルギー  388kcal/缶  204kcal/100g
 ●タンパク質  28.3g/缶   14.9g/100g
 ●脂質     27.9g/缶   14.7g/100g
 ●炭水化物   5.5g/缶    2.9g/100g
 ●食塩相当量  1.7g/缶    0.9g/100g





次なるサバ缶は、SSKセールス「旬 鯖水煮」です。



SSKの前身は清水食品という会社で、静岡に本社を置くメーカーです。(清水区じゃなくて葵区にあります)
"Jack has a bat and two balls."(男の子は1本のバットと2個のボールを持っている)のCMで有名なスポーツ用品会社のSSKとは関係ありません。
こちらも「下関の最進の塩」を使用、ということで塩にこだわっているようです。



開缶すると、サバの魚肉は見えず。
内容液がやや多いようですね。



液体を取り除くと、ようやく魚肉登場。
大、中、小、極小とふぞろいな4切れのサバです。



皿に盛ると、先ほどのものとは違って、身がしっかり締まっているサバ。
きれいに4つ移すことができました。
実食すると・・・・・・あっさり。
魚肉が締まっているのが相まって、かな~りのあっさりサバです。
「最進の塩」の良さを、あまり感じることができなかったです。
内容液が55gで、食塩相当量が0.7g/100g、液体が多く塩が少ないとなれば、当然味は薄くなるということですね。

 ◆サバの旨味  ★★☆☆☆ (サバの味を感じられますが、パサパサな感じを受けてしまいました)
 ◆塩分の濃さ  ★★☆☆☆ (塩分はうすいです)
 ◆脂分の濃さ  ★★★☆☆ (脂分はうすくはありません、普通くらい)
 ◆鯖の生臭さ  ★★☆☆☆ (鼻の弱い私ですが、においをはっきりと感じました)
 ◆身の肉厚さ  ★★★☆☆ (内容量は普通サイズとなります)
 ◆お買い得度  ★☆☆☆☆ (この値段でこれでは・・・・・・)

私にとっては、相性がよろしくなかったです。

 ▲内容量   175g(うち固形量 120g)
 ▲購入価格  300円(税込、東急ストアにて購入)
 ▲原材料   さば、食塩
 ▲原産国   日本

 ●エネルギー  340kcal/缶  194kcal/100g
 ●タンパク質  26.6g/缶   15.2g/100g
 ●脂質     25.9g/缶    14.8g/100g
 ●炭水化物   0.2g/缶    0.1g/100g
 ●食塩相当量  1.2g/缶    0.7g/100g





3番目にいただいたのは、マルハニチロ「月花 さば水煮」です。

 

マルハニチロのサバ水煮は前回いただきました。
その日の7缶目という大ハンデを負ったにもかかわらず、それなりにおいしくいただけました。
そして「月花」は、いわばプレミアム缶といったところでしょうか。
価格も普通缶の2倍弱なので、いやが上にも期待は高まります。



サバの身が見えます。
内容液のカサ増しは小さいですね。



サバの身はが3切れ。あと細かい魚肉?が入っているようですね。



大きい魚肉は歯ごたえも十分。
まわりの小さい魚肉は柔らか目、と両論併記的な食感です。
そして味付けですが、なかなか濃いです。
脂分もなかなかで、量、質の両方の面からもボリューミーな一品といえます。
私的評価は・・・・・・

 ◆サバの旨味  ★★★★☆ (サバの旨味もしっかり出ています)
 ◆塩分の濃さ  ★★★★☆ (塩味がはっきり出ています)
 ◆脂分の濃さ  ★★★★★ (こってりですが、味付けもしっかりして負けていません)
 ◆鯖の生臭さ  ★★★★★ (においはほとんど感じることはできませんでした)
 ◆身の肉厚さ  ★★★★☆ (カサ増しが小さいので、必然的に魚肉は多めです)
 ◆お買い得度  ★★★☆☆ (量も多く、うまいですが、普通缶のコスパには一歩及ばずか)

マルハの普通缶と月花缶は、たしかに味に差がありますね。
それにしても、この日は3缶目で限界を感じてしまいました。

 ▲内容量   200g
 ▲購入価格  246円(税込、西友にて購入)
 ▲原材料   さば、食塩
 ▲原産国   日本

 ●エネルギー  414kcal/缶  212kcal/100g
 ●タンパク質  30.6g/缶   15.3g/100g
 ●脂質     32.4g/缶   16.2g/100g
 ●炭水化物   0.0g/缶    0.0g/100g
 ●食塩相当量  1.9g/缶    1.0g/100g





午 後 2 時 2 0 分

こ の 日 の 食 べ く ら べ 終 了


この日は無理せず3缶で終了。
最後の月花がかなりボリューミーだったので、これ以上は無理だったでしょうね。


残る8缶は、また後日いただきます。



「サバ水煮缶食べ比べコンプリート!」・第4話に続く。



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