鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

ハイソフト「日本の美しい橋」第14橋

2021-04-09 | 日記


令 和 3 年 ( 2 0 2 1 年 ) 3 月 2 9 日 ( 月 )

午 後 3 時 1 0 分

職 場 に て



3月第5週・月曜日のおやつタイム。
「令和2年度」はあと2日でおしまいです。



今週もハイソフト5箱を購入したので、連日同僚の皆様にお見舞いしていきますよぉ。


本日の「美しい日本の橋」カードは・・・



ここは「橋」というより、「駅」の方が有名ですね。



10番、大井川鐡道・奥大井レインボーブリッジ!




奥大井レインボーブリッジは、大井川上流の長島ダムのダム湖である接岨(せっそ)に架かる、静岡県榛原(はいばら)郡川根本町にある大井川鐡道井川線(南アルプスあぷとライン)の2本の鉄橋の総称です。
写真の右側が下流側の橋で、その長さは283メートル。
上流側の橋は、その長さは191メートルで、双方ともに幅は5.45メートルあります。
ふたつの橋の間、接岨湖に突き出た半島状の陸地に奥大井湖上駅があります。

大井川は険阻な山岳地帯を流れているので、早くから水力発電用のダムが建設されていましたが、洪水の防止を目的とするダムはありませんでした。
そこで昭和47年(1972年)にダム建設計画が立ち上がり、2年後にダム建設事業が正式に発足、昭和52年(1977年)に建設が始まりました。
このダム建設により大井川鐡道井川線が水没することとなり、その存続も危ぶまれましたが、昭和61年(1986年)に路線の付替工事が始められます。
平成2年(1990年)に新しい井川線が運行を開始し、奥大井湖上駅も同時に開業しました。
工事はその後も続き、平成14年(2002年)長島ダムが竣工しました。





計画から竣工まで30年の難工事を経た末の、この絶景。
自然の造形美だけでなく、人間の創造力の雄大さをも感じることができますね。

さてこのレインボーブリッジですが、カードの裏に「鉄道橋・歩道橋」とあるとおり、線路の脇に歩道が据えられています。
そもそもこの周辺の人々(いらっしゃるのでしょうか???)が奥大井湖上駅にアクセスする手段は、レインボーブリッジの歩道のみ。
奥大井湖上駅で降りた観光客も、この歩道を使わなければどこにも行けません。
そして写真左方向に進むと駐車場があり、そこから階段を上るとこの画が撮影できる展望台があるそうです。


大井川鐡道レインボーブリッジへのアクセス。
鉄道を主な旅の移動手段とする私にとっては、なかなかにハードなものになりそうです。

大井川鐡道の起点で、JR東海道線からの乗換駅となっている金谷駅
ここから大井川本線の終点・千頭(せんず)までは、普通列車が1日9本。
休日や行楽シーズンには、これに加えて急行列車が1日1本運行されるようです。
千頭駅からは、日本唯一のアプト式鉄道である井川線(南アルプスあぷとライン)にお乗り換え。
井川線の運行本数がかなり少なく、1日4本しかありません。
休日や行楽シーズンは、さらに1本多く運行されるようです。

列車は山岳地帯を進むのでスピードもそれほど出すことはできず、約50kmの行程に2時間半ほどかかります。
ただ車窓は抜群に素晴らしいものでしょうから、乗車時間の長さはあまり苦にはならないでしょうね。



それにしても、森永さんは大井川から2枚採用してきましたか。
意外でした。






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