志の教育

バッカーズ九州寺子屋塾長の気ままなひとりごと。

レポートについて

2022-08-07 15:03:46 | 日記
レポートはバッカーズ寺子屋の学びの中で、非常に大きな意味を持つものであり、考える人間、自立した人間を育てていく上で、必要不可欠なことだと考えています。

ただし、入塾して間もない頃は、なかなか上手く書けないと思いますし、時間もかかると思います。
なぜなら、日頃から話を聞き流す習慣が身についていて、アウトプットを前提としたインプットになっていないからです。そして、様々なことを常に考える習慣がないからだと思います。これは、学校での学びが、暗記することと問題を解くことが中心になっていることが大きく影響していると思います。

大切なことは、まずは、下手で良いから沢山書くことです。当たり障りのない言い回しや、大人が喜びそうないわゆる「きちんとした」ことを書くことに、私は全く価値があると思っていません。本音を隠し、建前を飾るような人間になって欲しいわけではありませんから、そんなことを書く訓練をする必要はないのです。

「これからの生活に活かしていきたいです」といったテンプレート表現にも意味がありません。だたし、何をどのように生活に活かしていくのかを具体的に書くのであれば話は別です。

親の評価におびえて、なかなか本音を書けない塾生もいます。子どもの成長を親が阻止している典型的なケースで、実に残念なことだと感じます。

私は体裁を整えることに力を注ぐことにも意味はないと思います。

なぜなら成長するために教育があり、その途上に子どもたちはあるのですから、上手くいかなくて当然です。はじめからうまく書けるのなら、寺子屋で学ぶ必要はありません。

きちんとした内容を書けていないことが恥だと思う必要は全くないのです。むしろ、体裁ばかり気にしていることが恥ずべきことだと私は思います。

1つだけ大切にして欲しいことは、提出期限を守るということです。内容や量的なことも大切ですが、それよりも何よりも、一番大切にして欲しいことは、提出期限を守ることです。

いつまでもレポートという重荷を背負わないためにも、゚「期限までは精一杯の努力をする」ということを大切にして欲しいと思います。
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