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志の教育

バッカーズ九州寺子屋塾長の気ままなひとりごと。

第6講座終了

2019-09-30 11:01:34 | 日記
今期の第6講座は、JR九州様への訪問でした。

運転士のお仕事について、
車両整備のお仕事について、
様々な体験をさせていただきながら、
お話を伺うことが出来ました。

強い責任感が求められ、
お客様の安全と快適さを追求する
素晴らしいお仕事だということが伝わってきました。

終了後、鉄道デザイナー・水戸岡鋭治様の
思いとお仕事についても触れる時間をとり、

多くの人たちの思いと力があわさって
仕事や社会が成り立っているということを
塾生の皆さんと共有しました。

世の中の仕組みや、
多くの人たちの思いに触れることは
子どもたちが将来のことを考える上で、
非常に重要なことだと思います。

一人でも多くの塾生の心に
それが届けば良いなと、
ただ、それだけを願って、
講座を共に作り続け、
共に学び続けていこうと思います。
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第5講座終了

2019-09-17 01:00:44 | 日記
バッカーズ九州寺子屋の第5講座は、第一回目の経営者講話でした。今回は、株式会社ビジネスリファインの大野祐子社長に御講話いただきました。ご自身の体験に基づいたお話で、沢山の学びができた御講話でした。心より感謝申し上げます。

塾生の皆さんには、レポートの書き方や書く意義については、これまでのブログ(バッカーズ寺子屋・バッカーズ九州寺子屋)で書いてきましたので、確認をお願いします。

今回は、「提出期限を守る」ことについて書いておきたいと思います。

皆さんのレポートは、全員分が集まってから、支援をして下さっている経営者の皆様にお届けしています。一人でも提出が遅れると、それを待って送ることになりますから、期限を守ってくれた皆さんの努力を無にすることになってしまいます。また、あまりに提出が遅ければ、その塾生のレポートは外して送らざるを得ないことになります。

私たちができる感謝の意思表示は、レポートに込めるしかないのです。だから、真剣に聴き、真剣に書いていただきたいのです。

何度も言っているように、「良いこと」を書く必要はありません。つたなくてもかまいません。なぜなら、皆さんは、成長の過程にあるからです。より良いものを目指して欲しいとは思いますが、大切なのは、期限を守っていただくことです。講座を重ねていく毎に、内容は必ず良くなっていきますから、とにかく沢山書くことと、期限を厳守することを大切にして下さい。

期限を守ること、時間を守ることは、自分の信頼を確立していくことです。守れなければ、自分という人間の信頼を失っているということです。時間は信頼なのです。

学校と違い、提出した後に、多くの経営者の皆様のお手元にレポートが届けられます。塾生の皆さんのレポートを手にして読んで下さっている経営者の皆様のことを想像して書いて下さい。

レポート作成が大変なのもわかります。自分と向き合う苦しさや、書く以前に、話を聴いていなければ書けないこともわかっています。話の聴き方を直ぐに改善する困難もわかります。こんなことを書いても良いのだろうかと戸惑うこともわかります。

だからこそ、誠実に、出来ない自分を素直に認めて、少しずつ改善していただきたいのです。それが成長するということだからです。失敗は、成長のためのステップに過ぎないのです。

講話や企業訪問や講座はレポートを書くためにあるのではありません。自分の視野を広げ、将来の志について考えていただき、今日から自分が何をすれば良いのかを考え、行動していただくためのものです。大人が喜びそうな、うわべだけのレポートを書くことは、時間の無駄でしかありません。

レポートを書く意義は、言語化することによって、理解を深め、自分と向き合っていくところにあります。一回限りの貴重な講座から、是非、何かを掴み取っていただきたいのです。

行き詰まったら、いつでも気軽にどうすれば良いかを尋ねて下さい。共に頑張りましょう!




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第四講座そしてレポート

2019-09-01 22:12:35 | 日記
第四講座は、株式会社アステム様を
見学させていただきました。

企業の「志」である経営理念を大切にし、
心を合わせて社会貢献していこうという姿勢が
本当に素晴らしい企業だと感じました。

塾生たちは本当に様々な話を聴かせていただき、
お仕事を見せていただき、また、体験をさせていただき、
本当に充実した一日を過ごさせていただきました。

心より感謝申し上げます。



さて、毎回、塾生の皆さんはレポートを作成するのですが、
レポート作成について思っていることを書いておきます。

1.自分の言葉で、自分が感じたこと、気づいたこと、学んだこと(考えたこと)を書いてください。大人が喜びそうなことを、心にもないのに書く意味はありません。

2.下手でかまいませんから、特に、量を意識して沢山書いてください。量から質は生まれます。「上手な泳ぎ方」という本を百冊読んでも、水に入ってみなければ、泳げるようにはならないのと同じで、書いてみなければ何も始まりません。

3.手伝ってもらう必要はありません。色々な人に手伝ってもらって、それらしく書く必要はありません。繰り返しになりますが、下手でかまいません。手伝ってもらっても、それは、本人が力をつけていく上では、マイナスにしかなりません。私たちもできないから学びに来ているのだし、トレーニングだと思っています。その過程で下手なのは、言わば当たり前のことですから、それを誤魔化す必要は何もありません。

4.書いたことが失礼にならないかを気にする人もいるかもしれません。しかし、成長段階にいるのですから、時に失礼があっても、それは仕方がありません。きちんとできるなら、学ぶ必要はないのですから。失敗して、そこから学んでいけばよいのです。失礼があるのは、私の責任でもあります。しかし、誤魔化さず、真っ直ぐに受け止めながら、共に成長していけたらと思います。

5.書けないのは、聴いていないからです。インプットの精度が低いからアウトプットが出来ないのです。まずは真剣に問題意識を持って聴くこと。そして、疑問を持ち、質問をしたり、塾友と色々と話してみるのです。そのうちに、様々なイメージが広がってきて、書くことが少しずつ見えてくるようになります。

6.「なぜ?」と何度も繰り返して問い続けることと、他と「くらべる」ことを大切にしてください。そのことで、自分の考えが生まれ、広がっていくからです。

7.レポートを書けるかどうかの勝負は、話を聴いている時に既についています。家に帰って書き始めた時には、もう、新しく情報を手に入れることも、質問して確認することもできません。講座において100のインプットがあれば、100の文章が書けます。しかし、10のインプットしかなければ10の文章にしかならないのが道理です。ただし、今までに蓄積された知識や考え方と関連付けていくことによって、いくらでも文章は広がりをみせます。つまり、日頃の問題意識と話の聴き方が大切だということで、意識を変えられない人は何も変化がなく、意識が変わった人はどんどん成長していくということになります。

文章を書くことが大変なのはよくわかっています。自分と向き合うことになるから、辛い作業なのは当たり前のことです。しかし、だからこそ、人は成長していくことができるのです。書くことで、人間がしっかりとしていく。私はそう実感しています。
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