about Panzerkampfwagen Models

AFVプラモ製作記です。

タミヤ 1/35 3号戦車N型 その3

2017-10-10 16:00:28 | 3号戦車N型
さて、冬季迷彩の白を剥がしていくのですが、まずは筆に水をつけて剥がす箇所を湿らせ、数十秒様子を見ます。
次に、筆でこすってみたのですが、全く剥がれません笑
次に、ナイロン製の硬い毛先の筆の先を短くカットしたものを使ってこすってみたのですが、剥がれません笑
時々、ほんの少し剥がれるかなっといった感じで一向に作業が進まない。
で、次に、爪楊枝の先端で軽くこすってやると、ようやく剥がれるようになりました。
タミヤアクリルの塗膜って意外と強いんだなーとか思いながら、ちょっと力を入れ過ぎるとやりすぎてしまいます。
やりすぎてしまった箇所はどうするか後から考えるとして、作業を進めていきます。

爪楊枝で傷をつける感じで点の剥がれを作った後、水をつけた筆でその周辺というか剥がしたい箇所を結構強めにこすってようやく剥がれるといった感じで、なかなか作業に時間がかかります。

エッジ部分を中心に剥がしていき、また、綿棒に消毒用エタノールを含ませてこすることで、白の塗膜が薄くなった感じも表現してみました。
綿棒は、試しながら発見したことで、なかなか悪くない手法かなと。

で、こんな感じになりました。





うーむ、何か違う笑

考えてみたところ、まずはベース色のジャーマングレーとホワイトとのコントラストが強すぎる。
まるでおもちゃみたいな色ですよね苦笑
ホワイトはフラットホワイトをそのまま吹いたのですが、これは、ホワイトに近いグレーとかの方が良かったのかも。

で、どうするかというと、例によってフィルタリングをかけまくりました。
フィルタリングというかウェザリングというかウォッシングというか、未だに何と呼んでいいのか分かりませんが、ホワイトの迷彩を施す前にやったのと同じことをさらにホワイトの上からも行いました。

クレオスのウェザリングカラーのマルチホワイト、マルチブラック、その2つを適当に混ぜたグレー、グランドブラウン、フィルタリングリキッドのレイヤーバイオレット、シェードブルーを使い、それぞれ薄め液でかなり薄くして、筆塗りで全体に塗っていきます。
意識して影になる部分には若干濃いめに色を残すようにはしていますが、基本、はっきりとした色味が分からない程度に薄めては塗り、乾かしては塗りを繰り返していきました。

で、こんな感じになりました。







ようやく’らしく’なってきたかなあという感じで一安心です。

さて、この車輌は第502重戦車大隊に所属して冬季に東部戦線で戦っていたという設定なのですが、この場合、汚れのメインは泥汚れですよね。
しかも冬のロシア、車体に付いた泥は乾く間もないでしょうし、凍ったりもしていたはずです。
となると湿った泥が付着した表現をするということになるのですが、そんなものはやったことないんですよね。
今考えているのはクレオスのウェザリングペーストのウェットクリアーとパステル粉の組み合わせかなと。
試行錯誤は続きます…