about Panzerkampfwagen Models

AFVプラモ製作記です。

ドラゴン 1/35 4号戦車G型 その1

2017-05-31 21:37:34 | 4号戦車G型
ドラゴンの4号戦車G型です。



この箱絵の後ろ姿、カッコイイですね。
4号戦車は大好きな戦車で、ティーガーやパンターとは違った独特の魅力を感じます。
特に、シュルツェンなしの車体に長砲身の43口径7.5cm砲KwK40を搭載したこのタイプ、個人的には4号戦車の中でも最も好きなタイプ
かもしれません。
シュルツェンを装備したタイプももちろん嫌いではないのですが。

4号戦車といえば、今から30年以上前の中学生のころ、タミヤの1/35のH型を作って模型店のコンテストに出し、確か努力賞をいただ
いたのを今でも覚えています。
タミヤパテとマイナスドライバーで下手くそなツィンメリットコーティングを施し、迷彩塗装の境目をぼかすためにダンボールに丸穴や
縦長のライン状の穴を開けて、グリーンの缶スプレーをその穴を介して吹き付けて塗装したのを覚えています。

G型は1942年5月から1943年6月までの間に1,687輌が生産され、このG型から、それまでの支援戦車という扱いから実質的主力戦車という扱
いに変わったようです。
他のタイプと同じようにG型も少しずつ改良が加えられ、後期型になると48口径7.5cm砲KwK40が搭載され、シュルツェンも装備されるよう
になります。
つまり、H型の仕様に近づいていくわけです。

で、このドラゴンのキットですが、内容からしてG型初期型を再現したものですね。
さっそく製作に入ります。



シャーシ回りと起動輪、転輪、誘導輪等を最初に作っていきます。
4号戦車系は転輪の数が多いので、パーティングライン消しもなかなか大変です。
この辺は単純かつ地味なんだけどそれなりの集中力も必要とされる作業で、なかなかモチベーションが続かないですよね。
車体上部や砲塔の製作に入ると一気にモチベーションも上がるんですけどね笑
後の作業のことを考えて、転輪等のゴム部分の塗装は済ませておきます。



やはりドラゴンのキットの精密さというのは、凄いものがありますよね。
1つ1つの処理をきっちりやっていくと、気持ちいいくらいにピッタリと各パーツが組み合ってくれます。
その分、作り手には多少の工作精度も要求されるわけですが。




で、マジックトラックです。

デザインナイフを使って1つ1つのコマの押し出しピン跡を削り取り、センターガイド穴にバリがあるものが散見されたので、それもできる
範囲で削り取っておきました。
これもまた地味〜な作業をひたすら続けないといけないですよね (^_^;)
コマは左右合わせて約200個ありますし。

今回はここまで、次回は履帯の組み立て、車体上部、砲塔の組み立てに入ります。