about Panzerkampfwagen Models

AFVプラモ製作記です。

アスカモデル 1/35 2号戦車L型ルクス初期型 その1

2017-02-05 19:42:59 | 2号戦車L型 ルクス
アスカモデルの2号戦車L型ルクスです。



2号戦車といえば、大戦初期の電撃戦で主力戦車として活躍した戦車ですが、ドイツでは早い段階から新型2号戦車
の開発を進めていました。
その過程で造られたのがルクスです。
2号戦車という名前が付いているものの、ほとんど新設計と言ってもよく、トーションバー式のサスペンションと千
鳥配置の転輪という後のティーガーやパンターにつながる設計がなされていました。
高速偵察専用戦車として開発され、最高速度60km/hという当時としては非常に機動力に優れたものでした。
800輌を生産する予定だったのが、諸事情により100輌のみ生産されました。
偵察については後に装輪タイプの車両に取ってかわられたようですが、どこかデフォルメされたようなシャーシとい
い、とても魅力的な戦車ですね。

やはりメイドインジャパンのプラモはいいですね。
作っていて安心感があります。
説明書は丁寧だし、部品点数も抑えられていて、でも繊細なところは繊細に表現されていて、とても組みやすいキッ
トでした。
というか、数日で組み立てが終わってしまいました。
パンターの3分の1の時間もかかってないような気がします。
履帯は付属のベルト履帯をそのまま使ったというのもありますが、このベルト履帯、モールドがシャープなんですよね。
サスペンションも可動します。

アスカモデルは、以前はタスカという社名だったようで、このルクスは名作と呼ばれているキットだそうです。
説明書にはモリナガヨウ氏のイラストもありますし。

で、組み立てほぼ終了です。







ボッシュライトの配線コードの部分のみ、0.3mmの真鍮線を使ってディティールアップをしました。
ピンバイスを使って0.5mmのドリル刃で穴を開けて、真鍮線をそれっぽく曲げて瞬間接着剤で固定しています。
このディティールアップ、説明書にもこうするとよりリアルですよって参考図付きで記載があるんですよね。
なんて親切なんでしょう。



この程度のちょっとした工作だと、まったく苦にならなくなってきました。
慣れてきているのかなって思います。

このルクス、ジャーマングレイの単色塗装をするつもりです。
単色と言っても、ティーガー1のようにカラーモジュレーションをかける予定です。

早速塗装に入りたいのですが、事情により1ヶ月ほどプラモデル製作ができない状態になってしまいます。
なので、このブログも1ヶ月ほどは更新もできません。
悲しいですが、仕方がないのでしばらくは我慢です。(;_;)
早く塗装に入りたいですね。