about Panzerkampfwagen Models

AFVプラモ製作記です。

タミヤ 1/35 3号戦車N型 その2

2017-09-25 10:38:06 | 3号戦車N型
塗装に入ります。

今回は冬季迷彩を施すので、まずはベースとなるジャーマングレーを塗っていきます。
車体下部や側面などにMr.カラーのジャーマングレーを吹き付け、後は全体にエクストラダークシーグレーを吹き付けていきます。
後の迷彩やウェザリングでよく分からなくなるので、カラーモジュレーションとも言えないかなり大雑把な塗り分けをしてます。



で、その後、フィルタリングをかけていきます。



使ったのはこの4色で、専用薄め液でかなり薄くしたものを筆塗りで何度も重ねていきます。



うーむ、写真ではあまりよく分からないですね(^_^;)
しかし、これをやるのとやらないのとでは、全体から受ける印象、質感が変わってくるので僕にとっては必須です。
ポイントはやりすぎないことですね。
フィルタリングをかけた塗料の色が分からないくらいがちょうどいいと思います。

さて、次は今回の課題である冬季迷彩を施すのですが、初めてのアイテムを使います。



パンツァーパテとチッピング液です。
迷彩塗装の境目をぼかしたくなかったことと、塗装の剥げを表現するために使ってみました。

このパンツァーパテ、シリコン製らしくゴムみたいで硬いかと思いきや、ちぎって触っていると柔らかくなってきます。
で、引っ張るとピザのチーズのようにぐいーんと伸びたりするのですが、やわやわではなくある程度の硬度を保ってるんですよね。
言葉では説明しにくいのですが、まあよくこんな素材を見つけたもんだなと感心します。
で、このパテをちぎって、迷彩パターンにあわせて車体に載せていくのですが、載せた後、しばらく放置しておくとパテがゆっくりとなじんてきて、しっかりと車体の凸凹にそってマスキングしてくれます。
マスキング作業が完了したら、タミヤアクリルのフラットホワイトを吹き付け、パテを剥がして完了です。
パテだけでなく、マスキングテープも併用しました。
作業中の写真を撮るのをすっかり忘れていたので、パテを盛った状態の写真はありません(^_^;)
このマスキング作業、なかなか手間と時間がかかって、これだと筆塗りでやった方が早いかもしれません。

あ、パンツァーパテでマスキングする前に、AKインタラクティブのチッピング液を全体に吹き付けておきます。
これも初めて使うので、どの程度吹き付けたらよいのかいまいちよく分からなかったので、勘で吹き付けました笑



で、こんな感じになってます。
塗装の剥がし、うまくいくのでしょうかね?

タミヤ 1/35 3号戦車N型 その1

2017-09-10 08:20:05 | 3号戦車N型
タミヤの3号戦車N型です。
とくに新しいキットでもないし、目新しいことは何もありません笑



今回はディティールアップは基本的にしません!
真鍮製のアンテナを付けるくらいかな。

で、箱絵どおりの502重戦車大隊に配備されたものを作るんですが、まずは冬季迷彩をどうしてもやってみたかったんですよね。
今後、冬季迷彩をやる予定としてティーガー1、4号戦車G型、もしかしたらエレファントもって考えてるので、まあ、練習の意味合いもあって、塗装のみに集中してやろうと思います。

3号戦車は、大戦当初は主力戦車として開発されていたのですが、対ソ戦のおかげで火力と装甲のインフレに陥っていた当時の戦況では、やっと生産が軌道に乗ったのに時代遅れになっていました。
かといってティーガー1の生産は追いつかず、502重戦車大隊においてはティーガー1の定数不足を補うために配属されてしまいます。
重戦車大隊に3号戦車なんて配属されてもどうなの?って思いがちですが、この車両に搭載されている短砲身7.5cm砲は成型炸薬弾を使用することによりソ連のT34に対しても有効な打撃を与えることができました。
もちろん、ティーガーのように遠距離から撃破することはできませんが。
しかし、ティーガーと違ってその信頼性の高さ、機動性の良さも相まって、その評価はかなり高かったようです。
今回のN型は、3号戦車の最終タイプとなります。



さすがタミヤといったところか、組み立ては1日半で終わってしまいました。
部品の合いなどまったく問題なく、実にスムーズに組み立てられます。
詳しく調べれば省略されている箇所などたくさんあるんでしょうが、今回は調べません笑
調べるとどうしてもいじりたくなってしまいますからね笑
履帯だけは連結式のものに変えるかどうか迷ったのですが、今回は標準のベルト式履帯のままでいきます。



冬季迷彩の白の塗装剥がれをどうやるかが課題ですね。