EP-86 を使用するキャノンのカラーレーザープリンター LBP-2810を分解清掃しました。
この形状はふたを開けるとトナーカートリッジが交換しやすいように前面にトナーが見えます。
LBP-2710 LBP-5700 LBP-5800 も同じです。
この部品は転写ベルトです。
給紙カセットから送られてきた用紙が、黒いベルト(転写ローラー)とトナーカート
リッジのドラム(感光体)の間を通ります。
ドラムに付着したトナーを用紙に乗せるために、転写ローラーは帯電しています。
その帯電している力で、用紙側にトナーを引っ張ってきます。(用紙に付着させる)
定着部にこびりついたトナーです。
沢山のトナーが飛び散っています。
操作パネルの下です。 このには沢山のトナーが積もっていました。
そして、内部です。 全ての部品(下の紙送りの部分)を取り外して清掃しました。
分解清掃してみて分かったこと
このプリンターは、今まで純正のトナーを使っていました。
純正でも印刷するときにトナーが飛び散ることで特に上部に上ってきて、
定着部の汚れにより、紙つまりの原因になります。(用紙が通過する所が閉塞してし
まうため)
定着部で紙つまりが多く発生するときは、定着部にこびりついたトナーを除去すると
いいみたいです。(もちろん自己責任でやってください)
その他の感想としては、
トナーの交換が非常にやりやすい構造となっていてユーザーは使いやすいと思いまし
た。
(しかし、トナー以外の部分の分解はかなり難しい かも知れません。 プラスドラ
イバー1本で大体のことはできます)