純風満蘭 富貴蘭・風蘭ブログ 着生蘭よもやま話

鶯宿梅

赤い覆輪と赤い花がとっても綺麗な「鶯宿梅」。
名前の由来を調べると

村上天皇は清涼殿前の梅が枯れてしまったので、家人に代わりになる木を探させた。ある家に良い梅の木があったので、それを移し植えさせた。帝が枝を見ると

「勅なれば いともかしこし うぐひすの 宿はと問はば いかが答へむ」

という歌が枝に結んであった。

歌に深く感じた帝は、梅の木を返したという。梅は紀貫之の娘・紀内侍の家の木だった。






「ホーホケキョ」

セリ会に出すフウランにこの歌を結んでおきましょう。安く取られないように

1150000鶯宿梅(おうしゅくばい)(産地不詳)【奄美風蘭】【月型付け、泥軸、泥根、赤花】洋種の血は入っていない希少木。天紅梅のセルフ実生の中から突然生まれた花変わり。紅覆輪で葉裏にべったりと濃紅のアントシアニンが乗る。梅弁花でやや覆輪状に紅が入り、距が濃紅。「女雛」の元親。命名は静岡のI氏。2016年8月7日。

「天紅梅」はアマミフウランの花に多いピンク系の花、長い距に紅が強く出る。天咲き梅弁咲きのピンク花から「天紅梅」と名付けられた。三河碧南の大棚が命名。
にほんブログ村 花・園芸ブログ 蘭園芸(らん)へ

ポチッとお願いします。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「花もの」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事