映画と周辺

レンタルDVD映画の勝手なインプレッション。車や音楽、その他もろもろ脱線予定。。。池袋の定点観測もする。

ロード・オブ・ザ・リング

2005-05-02 17:19:47 | 映画
会社の経費で買ってもらった1作目を借りてきて再見。
この映画が面白いと感じてるうちは自分はまだ大丈夫。

剣と魔法の世界
愛と友情と勇気の物語

現実逃避とも取られかねないが、でも愛してやまないこの映画。口にするのはこっ恥ずかしい根源的なメッセージを、堂々と緻密に時にさりげなくこの物語は発している。
このシリーズ観てない人はまずは観てほしい。面白いと思わない人には五感で感じて欲しい。30分の短編ですら長いと感じる映画がある。このLORシリーズ、3作合わせると10時間超。コレを長いと感じるかどうかは体験してみればわかる。
カウリスマキや小津の日常も好きだ。リンチのダークサイドも好きだ。キューブリックの狂気も好きだし、D.ジャーマンの耽美も好きだ。一方、名も無い監督たちのB級ジャンクも大好きだ。
でも、LORには他のあまたの映像作品には見られない特異なものがある。

比類なきプロダクションデザインとプロジェクト進行能力

モノをクリエイトするにあたってこれは途方も無く難しい。3本同時進行という製作体制。コッポラにやらせたら10年かかって結局赤字で撮影ストップなのがオチだ。キューブリックも同様だろう。
プロダクションデザインに関しては、ある意味この映画は頂点と言ってもいいと思う。例えば、部屋の壁紙のデザインがどうしたとかそういうことを言っているんではなくて、そのデザイン総数の規模とその管理、ディテールのこだわりとCGIの技術、関わるアーティストや職人のアートディレクションの統一、時代考証・・・・、もう全てにわたってこれまでの映画のわくを超えていて想像を絶する。

落ちていくガンダルフに「うぉ~!」と吠え叫ぶフロド。矢を放たれても放たれてもオークに立ち向かうボロミア。こみ上げる瞬間も多い。
なぜ泣けるのか。完璧に施された背景やディテール。長時間に渡って語られてきた冒険者たちの物語。それがあるからこそ、入り込んでボルテージも上がる。

ちなみに3作目のレビューはこちらにどうぞ。

I・KA・HO

2005-05-02 11:41:02 | 
かっこつけてみたけど、伊香保です。
昭和な匂いがぷんぷんする温泉街でした。


思いつくままに撮った写真を整理しておこう。



いきなり観音様。船尾の滝というのを観に行く途中にあった。

で、その滝はコレ。高さ72mだっけかな。


こんな橋の上から見れる。



これは・・・、えっと、水沢観音というところの天井の絵。カラフルだ。


つーか、ここ、なんかぐるぐる回せる仏像みたいのがあって、めちゃ楽しかったのに写真撮り忘れ・・・。
でも桜は撮ったぞー。

伊香保地方はまだまだ桜粘ってました。


とっぷり日が暮れた伊香保の石段街。射的屋や駄菓子屋も点在してます。ちょっとはずれにはストリップ小屋なんかもありました。


夜が明けて、旅館の窓からの眺め。7時に起きて朝風呂朝風呂。



七尾の滝というのをマップで見つけて行ってみたら人っ子1人いなかった。
「ブレアウィッチ・プロジェクト」のような森を抜けると・・・、




こんな地味な滝があった。
七つの小さい滝が連続してるから七尾の滝というようだ。


以上、I・KA・HOレポートでした。