野心を胸に、アイルランドでソウルバンドを結成する一人の青年。マネージャーとしてメンバーをまとめ、ライブをマネージメントし、メジャーデビューを夢見るが・・・。
誰しも、聴くたびに鳥肌が立つ曲というのはあると思う。自分のツボにはまるメロディだったり、圧倒的な歌唱力や演奏だったり、単なる世代的なものだったり・・・。
何度聴いても飽きずにいちいち震えが来る。そんなおおげさな、という人もいるかもしれないが、実際そうだからこればっかりはしょうがない。
Aztec Camera「Oblivious」
The Beach Boys「Good Vibrations」
The Clash「London Calling」
Japan「Methods Of Dance」
Madness「It Must Be Love」
Massive Attack「Rising Son」
Prince「When Doves Cry」
The Selector「On My Radio」
The Smiths「This Charming Man」
Underworld「Born Slippy」
The Who「My Generation」
なんかいくらでも挙げれそうな気がしてきたが・・・
ただ、真っ先に思い浮かぶのはもうだんとつで
Otis Reddingの「Try A Little Tenderness」
だったりする。曲がどうこうというよりも、そのオーティスの唄そのものに感動を覚える。別にものすごく上手いとも思わない(十分上手いんだけど)が、押し出しの強さで圧倒されちゃって、聴かせてくれてありがとうございます、ってな気分になる。
で、映画の中で、バンドがこの曲を演奏するわけだが、十分聴かせてくれる。というか、よくこの曲もってきたなー、とその勇気に驚いてしまうのだが・・・。
アイルランドといえばU2、みたいなセリフが劇中にあるが、アイルランドといえばヴァン・モリソンなわけで、ソウルといわれても別に違和感は無かった。
なんか話が映画とは関係ないことばかりになったが、実はこの映画かなり好きで、急に観たくなってまた借りて観たわけです。5、6回は観てるかも。夢が脳天気に叶ったりしないところなんかはかなり好きです。