映画と周辺

レンタルDVD映画の勝手なインプレッション。車や音楽、その他もろもろ脱線予定。。。池袋の定点観測もする。

池袋18時(3)

2005-08-31 18:08:24 | 池袋18時
おお、今日はキレイだ。





自分を押さえつけるのに気が狂いそうになる。
解放する準備は万端なんだけどなぁ。

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アムラックスに行ったらレクサス車は展示する予定は無いって言われた。
ちなみにレクサス車というのは、トヨタの高級志向の別ブランドです。


関係ないけど、選挙が始まるとロキシーの「マニフェスト」を思い浮かべる人は結構いるはず。

着信アリ2

2005-08-30 10:54:19 | 映画
携帯電話を通じて広がる死の予告。今回は台湾にも行っちゃう。

FOMAで普通にTV電話を楽しんでるシーンがあるが、CMや番組企画以外で初めて見た。これって普通なのー??よーわからん。ま、そういう違和感は抜きにして、TV電話越しに霊が見える、というのはちょっと新鮮だった。コマ落ちが当たり前のTV電話で、貞子っぽい映像が現実感を帯びる。この辺はよく計算してある。

でも語るべきはそれぐらいかなー。大体、前作であれだけけなしといて、2作目を借りてくる自分も自分だが・・・。確認です、確認。
とにかく、出てくる俳優は小粒だらけだし、子供の霊がちっとも怖くないし、台湾の炭坑ロケーションが台湾じゃなくてもいいし、間延びしたシーンの連続だし・・・。
最後は結局、ロマンチック街道まっしぐらの主役カップルが「お前は生きろ!」「あたしが死ぬ!」だって・・・・。
あと、瀬戸朝香の演技力もキビシイなぁ。何やってもおんなじ表情だし。

なんか、言いたい放題になっちゃった。でもミムラファンなら、とりあえず観る価値はあるのかな。

浅草サンバ・カーニバル

2005-08-29 00:41:15 | 雑文
土曜日に、遂に行ってきました。浅草サンバ。




想像してたより、全然マトモだった。前のほうにいた、おばあちゃんが体揺らしながら見てたのが微笑ましかったです。

浅草中の道路を封鎖して、そこら中で踊ってくれてれば文句無しなんだけどなぁ。
とりあえず、人と警官多すぎ。




で、宴のあとはこんな感じ。



下妻物語

2005-08-27 00:06:41 | 映画
舞台は茨城県下妻市。ロリータ・ファッションに身を包み、友達も作らず我が道を突き進む女子高生の桃子。大好きなブランドの洋服を買う小銭を稼ぐために、ベルサーチのバッタもん(その昔ヤクザな父親が売りさばいていたもの)を買い取ってくれる人を探していたら、レディースのイチゴが「これ、かっけぇーー!!」とずかずか家に上がりこんでくる・・・。

かなり面白いという噂はかねがね聞いていたのだが、実際観るまでは、どうせ相変わらずスケールのちっちゃいJムービーでしょ??とちょっとなめていた。

しかしコレ、かなりいい!

たぶん話の内容を書き綴っても、この面白さは通じないような気がする。物語自体はたいしたことない。ただそのメッセージは痛烈に伝わってくる。

18世紀ロココファッションの導入部から、ベルサーチ~ジャスコまでのくだり。不思議ちゃんが形成されるまでのウソのようなエピソードの数々。レディースのイチゴとのかみ合わない関係が、化学反応を徐々に起こし始め、後半一気に泣かせに入る。

自分はこの先何をして生きていけばいいのか?本当にやりたいことって何?

「夢をあきらめてはだめ!」なんていう安易なメッセージにおさまっていないところが素晴らしい。多くの人は、若い頃思い描いた夢に対して、ある程度帳尻を合わせながら、ちょっとずつ軌道修正しつつ、妥協して大人になっていく。その辺のせつない感じが見事に出ている。

2人の少女の関係もすごくイイ。仲良しこよしではなく、お互い自立していこうとするたくましさが、共感を誘うし、観終わった後にすがすがしさが残る。

せつないんだけど、なんかすがすがしい。

監督は、トヨエツと山崎努の卓球CMで話題になった中島哲也。突き抜けた演出がこの世界にマッチしてて、テンポもいい。

久しぶりに邦画で大満足。「ハッシュ!」以来かな。

ドッグヴィルの告白

2005-08-23 12:09:43 | ドラマほか
「ドッグヴィル」のメイキング・ドキュメンタリー。まあ、映画観てないとなんのこっちゃわからんと思うので、軽く読み流してください。

自分の思い描くイメージを具現化するために、俳優をモノ扱いし、精神的に追い詰めて、「もう二度と彼の映画には出ない」と言わしめることで知られるラース・フォン・トリアー。ま、一般的にはこんな偏見で見られてると思うが・・・。このドキュメンタリー観る限りは、別に普通の人だし、演出の仕方もそんなに融通のきかないものにはなっていない。
もし、実像がもっと偏屈オヤジなんだったら、このドキュメンタリーは失敗作だし、逆にこれが等身大のトリアーの姿なんだったら、別パッケージでわざわざ売り出すほどの作品にはなってない。
大体、このドキュメンタリー、俳優の傲慢さの方が目立つ。その傲慢に辟易してトリアーが裏でぼやく、という構図。ドッグヴィルの告白というよりも、トリアーの告白といったほうが近い。
ローレン・バコール(超ベテランの大女優)への気の遣いようったらない。


Gyaoで鑑賞。

ザ・コミットメンツ

2005-08-22 16:10:26 | 映画
野心を胸に、アイルランドでソウルバンドを結成する一人の青年。マネージャーとしてメンバーをまとめ、ライブをマネージメントし、メジャーデビューを夢見るが・・・。

誰しも、聴くたびに鳥肌が立つ曲というのはあると思う。自分のツボにはまるメロディだったり、圧倒的な歌唱力や演奏だったり、単なる世代的なものだったり・・・。
何度聴いても飽きずにいちいち震えが来る。そんなおおげさな、という人もいるかもしれないが、実際そうだからこればっかりはしょうがない。

Aztec Camera「Oblivious」
The Beach Boys「Good Vibrations」
The Clash「London Calling」
Japan「Methods Of Dance」
Madness「It Must Be Love」
Massive Attack「Rising Son」
Prince「When Doves Cry」
The Selector「On My Radio」
The Smiths「This Charming Man」
Underworld「Born Slippy」
The Who「My Generation」
なんかいくらでも挙げれそうな気がしてきたが・・・

ただ、真っ先に思い浮かぶのはもうだんとつで

Otis Reddingの「Try A Little Tenderness」

だったりする。曲がどうこうというよりも、そのオーティスの唄そのものに感動を覚える。別にものすごく上手いとも思わない(十分上手いんだけど)が、押し出しの強さで圧倒されちゃって、聴かせてくれてありがとうございます、ってな気分になる。

で、映画の中で、バンドがこの曲を演奏するわけだが、十分聴かせてくれる。というか、よくこの曲もってきたなー、とその勇気に驚いてしまうのだが・・・。
アイルランドといえばU2、みたいなセリフが劇中にあるが、アイルランドといえばヴァン・モリソンなわけで、ソウルといわれても別に違和感は無かった。

なんか話が映画とは関係ないことばかりになったが、実はこの映画かなり好きで、急に観たくなってまた借りて観たわけです。5、6回は観てるかも。夢が脳天気に叶ったりしないところなんかはかなり好きです。

美容院 『Spica』

2005-08-20 15:43:46 | 雑文
前にも記事にしたことあるけど、いつもお世話になってる美容師の浅川さん。彼女のお店『Spica』に今日も行ってきた。またチャリンコ漕いで。

髪切りにいくたんびに、今回はちょっと違う感じにしてもらおうかなぁとも思うんだけど、これといって具体的なイメージもなく・・・。結局いつもと同じ長さと髪型。

でも「いつもの感じで」ってお願いして、いつもの感じに仕上げてくれる浅川さんはさすがだなぁと今日も思ったのでした。技術は間違いなく一級品だし、人柄もイイ感じです。じゃないと、長年通いつめたりできません。


場所は三軒茶屋です。お近くのかた、ぜひ一度お試しあれ。
店の電話番号知りたいという方、
ayumu63@mail.goo.ne.jp
まで連絡ください。教えますので。

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「ブログ見て来た!」と言うと、トリートメントのサービスしてくれるそうです。
男性の方は、スキャルプトリートメントのサービスしてくれます。


レボリューション6

2005-08-19 12:12:30 | 映画
15年前に反政府活動(といってもかなりアナーキーなもの)をしていた6人。今ではそれぞれ、家庭を持ったり、広告マンとして資本主義のしもべになったりといろいろだが、あるきっかけで再会することとなる。当時に仕掛けた爆弾が暴発する事故が起きてしまい、被害者が政府関係者だった、というのがそのきっかけ。

最近のドイツ映画はどうしてもひとくくりに見てしまう。「ラン・ローラ・ラン」「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」「グッバイ・レーニン」 「es」・・・、なんか他にもあったような気がするが、いずれの映画もユーモア・センスが欠如気味。特に映画の進行に関係ないユーモアを散りばめるのが、ハリウッド系あたりは巧いと思うのだが、国民性からくるのかドイツ映画はそういうのは無駄なことだと切り捨ててるような気がしてならない。もちろん、コメディ的な作りをしてる映画はあるんだけど、結局は物語に絡んだユーモアだけにとどまる。
で、「レボリューション6」。これもものすごくマジメだ。マジメすぎて笑っちゃうような屈折した観方もできなくはないが・・。過去に悪さを共にした仲間たちが、それなりに社会的地位を手にし、経済的にも恵まれるようになり、でもいまだに過去をひきずってる仲間もいて、再会したら溝が深まって・・・、というパターン。「いつまでもバカやってんじゃないよ!」的な。この手のドラマや映画を観るたび、RCサクセションの「NAUGHTY BOY」という曲を思い出す。

あと、この映画ってクライム・ムービー(オーシャンズ11とかあーいうの)的な位置付けをされてるようだけど、そこまでIQの高い犯罪計画が立てれてない。結局落としどころは、過去の友情の再確認であり、青春よ再びみたいな部分だし。だからいわゆる、警察や大物ギャングを知能犯で出し抜いてスッキリ!みたいな映画を期待しちゃうとがっかりするかも。

前半、なかなか溝が埋まらない6人だが、あることをきっかけに一気に団結していく。画像がそのシーンだが、ここはハッとする美しさがあった。

ターミナル

2005-08-16 12:36:18 | 映画
東欧のクラコウジアという架空の国からNYの空港に降り立つ中年の男。だがその間に祖国で軍事クーデターが勃発し、法の狭間で宙ぶらりんの立場に追い込まれる。祖国には戻れず、かといって空港の外にも出られない。

とりあえず空港のセットをまるまる作ってしまう(9.11以降、空港でのロケが困難になったという話もあるが)、というそのスケールのでかさと映画自体のスケールの小ささとのギャップが面白い。9割は空港内での話。というか残りの1割が余計な部分だったりもするのだが・・・。
この映画で一番興味深いのは、ああこうやって移民たちはアメリカに溶け込んでいくんだなぁ、というのが垣間見えるところ。一文なしの状態からちょっとずつ小銭をかせぎ、英語を覚えていき、最終的に国際線のスッチーとのデートにまでこぎつける。

気になったのはスピルバーグのユーモアセンス。いかにも欽ちゃんあたりが喜びそうなテンドン(何度も繰り返すお笑いの手法のひとつ)のオンパレード。教科書どおりというか・・・。これってアメリカ国内での受けはどうなんだろう。最近のアメリカ映画はもっと下品なネタが主流だと思うが。
あと、スピルバーグってほんとT.ハンクスが好きだね。あと、T.クルーズもか。クロサワ映画の仲代かスピルバーグのT.ハンクスかって感じ?

モーターサイクル・ダイアリーズ

2005-08-15 13:12:04 | 映画
チェ・ゲバラの自伝をもとに、彼が革命闘争の道を歩む決心を固めるきっかけとなった放浪の旅を綴る青春映画。


崇高な映画

こんな印象を持つ人もなかにはいるかもしれない。観終えた後の自分の第一印象はまさにこれだった。なぜそう感じたのか。
ゲバラのその後の生涯や彼の言動をちょっとでも知っている人(自分もその程度だが)なら、彼の青春を切り取ったこの映画にその思想の原点を感じ取ることができるだろう。世界主義者、平等主義者、冒険的革命家であり、常に弱者の味方であろうとしたチェ・ゲバラ。自らの理想を、超人的な行動力と精神力で追い求めたその姿は、まさに尊敬するに値するし、Tシャツにプリントしたがるのもうなずける。ゲバラの生涯を記した本などを読むと、ヒーローのなかのヒーローという言葉が似つかわしい。
この映画で語られている以降の彼の人生を知っていればいるだけ、彼の原点を垣間見ることができた、というなんともいえない嬉しい気持ちになる。と同時にその理想の高さを知っていればいるだけ、崇高なものを感じ取れる。




映画の内容についてどうこう言う気があまり起きない。ひとつだけ言うと、ロードムービーとしてものすごく完成された映画だが、ロードムービーなんていう言葉で簡単に片付けるような映画でもないと思う。青春映画の傑作。
構成としては、前半の珍道中から一転重々しい空気が流れる後半。クライマックスのエピソードへと繋ぐペレス・プラードのマンボ。とにかく飽きさせないしテンポもいい。



境利根川花火大会

2005-08-13 21:29:00 | 雑文
に行ってきた。


始まる前の利根川の夕日


花火って撮るの難しい・・・


この日の自分的なイベントは帰りの道中だったわけで。
埼玉の桶川あたりでものすごい豪雨に見まわれて、運転中、本気で命の危険を感じるぐらいでした。ワイパーが全く追いつかず、道路は冠水真近で、周りはトラックだらけで・・・。で、結局、ジャスコを発見して急遽避難したのでありました。