10年以上前のエピソードです。
休み明けの日に欠席が多い生徒について、同僚数人の間で話題になりました。
そのとき当時40歳すぎの学年主任さんがこうおっしゃいました。
「休み明けは、俺だって学校に行きたくないもん」
当時20代だった私にとって、意外な一言でした。
学年主任さんは、人格的にも尊敬できる方でした。
仕事もきちんとされていました。
生徒からの信頼も厚い先生です。
その先生から「学校に行きたくない」との一言を聞き、はっとしました。
当時の私は、今以上に気弱で、情緒不安定だったと思います。
年に2,3回は「俺は教師に向いていない」「教師を辞めよう」と落ち込んでいました。
「学校へ行きたくない」と思うのは茶飯事でした。
そして上の学年主任の一言を聞いたのです。
この一言を聞いて、はっとしたのです。
「こんな立派な先輩も『行きたくない日」があるんだ」
「『学校に行きたくない日がある』のは自分だけじゃなんだ」
私のそれまでのイラショナルビリーフ(非現実的な思考)が書きかえられた瞬間でした。
そして、大いに励まされました。
今、いい年をしても仕事に行きたくないときがあります。
そんなとき、先輩の一言を思い出します。
休み明けの日に欠席が多い生徒について、同僚数人の間で話題になりました。
そのとき当時40歳すぎの学年主任さんがこうおっしゃいました。
「休み明けは、俺だって学校に行きたくないもん」
当時20代だった私にとって、意外な一言でした。
学年主任さんは、人格的にも尊敬できる方でした。
仕事もきちんとされていました。
生徒からの信頼も厚い先生です。
その先生から「学校に行きたくない」との一言を聞き、はっとしました。
当時の私は、今以上に気弱で、情緒不安定だったと思います。
年に2,3回は「俺は教師に向いていない」「教師を辞めよう」と落ち込んでいました。
「学校へ行きたくない」と思うのは茶飯事でした。
そして上の学年主任の一言を聞いたのです。
この一言を聞いて、はっとしたのです。
「こんな立派な先輩も『行きたくない日」があるんだ」
「『学校に行きたくない日がある』のは自分だけじゃなんだ」
私のそれまでのイラショナルビリーフ(非現実的な思考)が書きかえられた瞬間でした。
そして、大いに励まされました。
今、いい年をしても仕事に行きたくないときがあります。
そんなとき、先輩の一言を思い出します。