たいそうなタイトルですが
要はリアルタイムで書きもらしていたコボレ話を補完させて頂こうというだけのものです
では♪
( ̄▽ ̄)b
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

先ず最初は装備類から
これは出発の前夜にパッキングする前に撮った画像ですが
ネタバレしないよう公開はしていませんでした
(だって竿とかリールとか…ゴム栓とか写ってるんだもん♪)
これだけのモノをパッキングして登ったわけですけど
重さはざっと10キロでした
実際登ってみて感じたのは
水に関しては2リットルは多すぎたように思います
コレは他の富士登山のサイトとかにも書かれてましたが
500ミリ×2本
つまり1リットルくらいが調度良いと思います

足らずは銭さえ出せば山小屋で買えますので
(このポカリが500円…)
たった1キロの差かも知れませんが
ケチって沢山背負っていこうとすると
僕のように貧弱な素人登山者にとっては水分以上に荷物の重みの方がハンデになってしまったからです
f(^^;
あと、エアー缶も要らないと思います
『備えあれば…』と
結構なスペースを割いて持って行ったわりにはガッツリ高山病になっちゃいましたからね
(#゜Д゜)

僕は8合目の救護所で10分間、酸素を吸入させて頂きましたが
理論上はそれだけの酸素を缶に換算すると10本分くらい吸わないと意味が無いそうです
もちろん僕を含め僕以外の人達も登ってる途中にエアー缶を吸ったりしていましたが
結局のところ数秒ばかりエアーを吸ってみたところで屁のツッパリにもならなかった…というのが正直な感想です
(#゜Д゜)
エアー缶自体は軽いですが高山病を回避できた訳でもなく
だからと言って山で棄てる事もできませんし
貴重なパッキングのスペースをとられる点を考えると…
わざわざ持って行く必要はナシ!
(#゜Д゜)
それと
ネタ用の竿、リール、ゴム栓も本来なら不要なモノですね
良い子のみんなはこんなモノを持って行っちゃあダメだよぉぉぉ♪
ヽ( ・∀・)ノ┌┛Σ( ̄▽ ̄)b
その他に
ブログ更新用に念のためスマホを充電するモバイルバッテリーも持って行きましたが
9600mAh程の容量もいりませんでしたね
ぶっちゃけ重かった…です
山小屋以外は電波が入らないので
そういった環境だとスマホ自身が電波を探すために頑張ってしまいバッテリーの消耗も激しくなるだろうと思い
リアルタイム更新をする為に電源の確保だけは万全にしていったつもりでしたが
正直そこまでは劇的に消耗しませんでした
(#゜Д゜)y-~~
まぁ少しでも軽量化を考えるなら予備バッテリーは小型で充分ですね
電波の届かないエリアでは機内モードにしているだけでバッテリーの浪費も防げるでしょう
続きましては

コレのハナシ…

永釣会および熱心な読者の方ならご存知かと思いますが
年の始めに行われた永釣会の例会にて
優勝されたsatonkyさんの栄誉を称え(コラコラ)作成したのがこの画像なのですが
富士登山に際して突然『この画像をTシャツにして、さりげなく着ていけば絶対ウケるや~ん♪』と思いついたものの
思いついたのがギリギリだった事もあり
出発までに納品が間に合うのか微妙な状況の中

プロトタイプを数種類デザインしたりしてました
(^^ゞ
フルカラー画像だと『いかにも』な感じで直ぐに判っちゃうのでボツ
コンセプトとしては基本的に『一見したくらいでは市販の普通のデザインTシャツに見える』みたいな感じで
『でも…よくよく観たら…コレ…satonkyさんやん!』
…ってなるような!?
そんな絶妙な仕上がりをイメージして、わざとモノトーンのイラスト風に加工し直しました
東京のTシャツ制作会社に事情を説明し
くれぐれも出発までに間に合わせてくれるよう無理にお願いもしまして

正に出発当日の午後に届いた

思いを込めた出来立てのTシャツを5合目から着て登っていったのでありますが

結局最後まで誰もイジッてくれず!
(#゜Д゜)y-~~
怒りを通り越して涙が出てきましたね
(#゜Д゜)y-~~
う~ん…
このTシャツ…どうしよ…
永釣会に寄贈させて貰って例会の副賞にでもしてもらおうかしら!?
(#゜Д゜)y-~~
(装備編はここまで)
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
で
登頂編になりますが

今回僕が大失敗したなと思う点がひとつ
夜行バスで眠る為にアルコールを摂ったものの
逆に頭が冴えてしまい夜中じゅう殆ど眠れてませんでした
(;´д`)
寝不足で登らなくてはならなくなり高山病の原因にもなってしまった訳ですが
バスで眠るのならアルコールではなく酔い止めを飲んでれば良かったなと激しく後悔しています
( ;∀;)
僕は安定剤とか眠剤とか飲んだことありませんが
登山前に絶対眠っておかないといけないシチュエーションの時には
アルコールよりも薬に頼るべきだったのかも知れませんね
あと、薬で思い出しましたけど高山病の頭痛対策にロキソニンや吐き気止めも絶対に持って行くべきでしたね
(まさか自分が高山病になるだなんて夢にも思ってませんでしたから)
そして

僕が今回申し込んだ富士宮ルートって

(富士登山オフィシャルHPより)
出発の5合目の標高が他のルートより突出して一番高いんですよね
素人の僕的には
『他のルートより頂上までの距離が短いじゃん』
『登った頂上が剣ヶ峯に一番近いじゃん』
『じゃあ富士宮ルートでイイじゃん』
くらいの軽い気持ちでこのルートを選択したのですが
アマーイ!

バスで一気に標高2400メートルに昇って来れるぶん
深く大きな呼吸を特に意識して高度順応しなければならなかったにも関わらず
その必要性を軽視していた僕は
『なぁ~に、高山病なんてごく一部の貧弱なヤツしかならへんのやろ』くらいにしか思っておりませんでした
5合目の出発地点でただただノンビリしてりゃ高度順応できてるとばかり思ってましたが…結果は言わずもがな
(;´д`)
バスで隣り合わせた男性と帰りの車中お話させていただきましたが
その方はバリバリに登山経験もおありの方でしたが
それでもガイド付きプランで参加されたとのこと
ガイドさんはさすが山のプロとあって
参加者に無理の無いよう高度順応の仕方や登りかたをレクチャーしてくれ
見事全員が登頂成功されたとのことでした
僕が今回たった独りで
フリープランで富士宮ルートに登った事を伝えると
男性『これまでに何回も登られた事があるのですか?』と聞いてこられたので
僕『いえ…富士山はおろか登山経験まったくゼロでフリープランにしました
おかげでギブアップ寸前でした』
男性『無茶しはりますね…』(汗)
僕『僕も…そう思いました…』(滝汗)
そしてこの富士宮ルートの落とし穴がもうひとつ
階段状の岩場をぐんぐんと登って行ける代わりに
下りも同じ階段状の岩場を降りていかなければならないという地獄
(;´д`)
コレは…相当キツかったです
(;´д`)
帰りの集合時間のリミットが迫り
リアルタイム更新どころではありませんでしたが
もし更新する時間があったなら下っている間中
ずっと泣き言ばかり書いていたに違いありません
(;´д`)
おかげで下山から5日経った今でも膝が痛いです
(;´д`)

そんなこんなでスタートの5合目から頭痛を抱えて登り始めましたが
幸い天気には恵まれた方だと思います
途中ゴゴゴゴゴという雷鳴のような音が聞こえ
『すわ雷か!?』とレインウェアを着かけましたが
どうやら御殿場で行われていた自衛隊の演習の音だったらしく
ドキッとはしましたが結局雨とよばれるような雨に降られる事なく
行って帰っては来れました
ただしコレは単にラッキーだったダケなのであり
万が一雨に降られた場合チョケた格好の外人さんとかは間違いなく低体温症に
見舞われてたでしょうね
( ̄▽ ̄)b
話は脱線しますが
僕の今回の出で立ちはハイカットの登山靴からゴアテックスのレインウェア、
そして腰で支える登山用のザックにトレッキング用のポールを2本用意するなど
周到に準備をしていたおかげで何とか登頂に成功したのでありますが
ネパール語だか何だか判らない言葉を喋る外人さんが
『IラブN.Y.』みたいなTシャツ1枚とコンバースのデッキシューズ、
そして極めつけは園芸用の緑色の支柱(朝顔のツルを巻き付けるようなヤツ)を杖がわりに
チョケた格好で鼻歌まじりに山頂まで登って来てたのには脱帽でした
( ̄▽ ̄;)
彼らは…
タフです…
( ̄▽ ̄;)

続いて救護所のハナシ…
ツアーで宿泊の予定だった9合5勺の山小屋(胸突山荘)への
夕方までの到着はとてもじゃないけど不可能と判断し
飛び込みで元祖8合目の山小屋でとりあえず横になろうと受付しに行くと
頭痛と吐き気で食事無しの素泊まりの旨を伝えると山小屋のニーチャンは僕の状態を心配して
先ず先に同じ8合目にある救護所で診てもらい、
診断によっては直ちに下山したほうが良いとも仰ってくれました
フラフラのまま救護所に転がり込んだ僕は直ぐに高山病と診断され
やはり出来る事なら下山したほうが良いと言われましたが動く事もままならない状態だった僕は
優しい看護でとりあえず酸素を10分吸わせてもらい
吐き気止めとロキソニンを飲ませて頂きました
一度高山病にかかると下山するしか治らないという事や
寝不足が原因とはいえ深く寝入ってしまうと逆に呼吸が浅くなり
血中酸素濃度が下がって高山病が悪化してしまうなど
無知な僕は始めて事の重大さを教えて貰ったのでありました…
(◎-◎;)
基本的に救護所の診察代は設定されておらず
敢えて言うなら一銭も払わないということも可能なのでしょうが
『お代はお気持ちで結構です』の箱には500円玉や千円札が…
僕も大変お世話になったので500円玉を出しかけて
やはりここは千円置いていかせて頂きました

そして急遽泊まる事になった8合目の山小屋
気分の悪い僕の為にゲロ袋も用意してくださり
二段になってる寝床へと静かに案内してもらいました
僕の隣にはオヤジさんが既にイビキをかいて寝ておられました
どうやら家族連れだったみたいで息子さんやお母さんも並んで寝てはるようでした
寝袋が用意されていましたが枕は無く
皆さんリュック等を枕代わりにしてはったようですね
画像に写っている通路側に足を向け
壁の方に頭を向けて皆寝るのですが
そんな枕元でブログ更新にスマホを使うと眩しくて隣の人を起こしてしまいますので
更新する間は通路側で柱にもたれるような格好で迷惑の掛からないようなカタチに終始しました
(ただし電波は微弱でした)
山小屋のトイレは外部から入って使用する場合はお金を取られますが
宿泊者は内側からトイレへアクセスし無料で使用できるようになってました
なので夜中出発するまで荷物の軽量化と高山病改善の為に水をガブ飲みしてはトイレに行きまくりました
ちなみにウンコ(コラコラ)はしてませんのでそっちの方の詳しい事は判りません
( ̄▽ ̄;)
急遽素泊まりで5500円も余計に払うハメになりましたが
高山病で無理をするなと8合目での宿泊を強く奨めてくれたのは嫁さんでした
そして救護所のお医者さんや看護師さんのアドバイスもあり
今回の富士山登頂は無茶をせず断念し
とりあえず8合目のここで翌朝に御来光というか日の出を拝んでから…
もう下山しよう…と
そんな決心をリアルタイム更新では書いていたと思います
そんな折
嫁さんからLINEで『また来年再チャレンジしたら良いやん』というメッセージが
イヤイヤイヤイヤ
来年もまたココへ来いとな
Σ(´□`ノ)ノ
もう二度と来たくないんですけど
Σ(´□`ノ)ノ
イヤ…でも…
僕が富士山に登りたいと言ってから
何やかんやと装備類に10万円くらいお金を使わせたのに
来年の再チャレンジすらイヤだ…なんて拒絶してしまうと
『気まぐれに10万円もお金を掛けたくせに
もうリタイアするのかよ!?』
なんて
ヘタレの烙印を押されてしまう…
でも…
今現在の死ぬほど辛い状況にさらされると…
もう…二度とこんなトコに来たくは無くなってる訳で…
せっかく竿とかリールやゴム栓などネタの準備をしてきたのに
遂行も出来ずに下山を決めたあの状況は…ホントにズタボロでした
(;´Д⊂)
で
横になったらなったでウトウトし始めると
山小屋のニーチャンや救護所の方が仰っていたとおり吐き気が襲ってきました
そんな時にはとにかく深呼吸を心掛け
吐き気が落ち着いたらまたウトウト…そしてまた吐き気で目覚める…の地獄ループ
コレが高山病の本当の恐ろしさなのだと思い知らされました
それでも気絶したかのように3時間くらい寝たんでしょうかね
夜中に目覚めた時には薬が効いてたのか割れるような頭痛が少しだけマシになり
下山を決意したはずの自分にもう一度問いかける時間が訪れたのです
高山病の辛さは思い知らされてます
二日酔いで頭がガンガンで吐きそうな状態で100メートルダッシュを延々と続けなければならないような狂気の地獄…
今はマシでもココからさらに高度があがると高山病がぶり返すのは必至です
でも…ホントにココまで来たのに引き返して後悔はしないのだろうか?
来年…忘れ物を取りに再びこんな地獄のような苦しみを味わいに来たくなんかは…正直ありません
行くも地獄…戻るも地獄…
同じ地獄なら…
悔いの残らない方の地獄を選ぶことに決めたのです
(#゜Д゜)y-~~

いずれにせよ地獄でしたが
お陰様でドラマチックに山頂に辿り着く事ができました

『富士山の御来光を見ると自然と手を合わせてしまう』
『涙がこぼれる』
『人生が変わったような気がする』
…
…
なるかボケ~!
(#゜Д゜)ノ彡┻━┻
正直シンドイだけじゃ!
こんな所で感動の涙が流せるのはドMだけなんじゃゴルァ!
(#゜Д゜)ノ彡┻━┻
来年以降、今後一切登らなくても良いように剣ヶ峯まで登ったのは僕の意地と執念ですわ!
(#゜Д゜)y-~~
二・度・と・登らん!!
あ、それと

コレのハナシですが
日本一の富士山に登った暁には
何かしら足跡を残したくて(?)思いついた剣ヶ峯での竿持ち写真と火口の栓のネタ
このネタの為に自宅の風呂場の栓を持って行ったりなんかしたら
嫁と子供に撲殺されかねませんので
わざわざダイソーまで良さげな栓を買いに行ったまでは良いのですが
なかなかおあつらえ向きなゴム栓が見つからず…
『最悪の場合ワインのコルク栓を使うしかないか…でもやっぱりゴム栓が欲しいんよなぁ…』なんて
ダメ元でダイソーの店員さんに
『あの~、風呂場とか洗面台とかで使うようなゴム栓とか置いてませんか?』
と訊ねると
店員さん『ああ…たしか1種類だけ置いてあったような…』
店員さんについて行った僕はこの意中のゴム栓を手にしました
店員さん『でも…サイズとか色々規格が違ったりするでしょうから、お調べになられてからのほうが…』
僕『イヤイヤ、コレでバッチリっすわ♪』(即答)
店員さん『???』
…
まさか…こんなバカバカしいネタの為にゴム栓を使おうなんざ思いもよらなかったでしょうね
(・∀・)y‐┛~~

という訳でダッシュで下山してきた後は
麓にあります温泉施設『花の湯』さんにて

入浴と食事で2時間ばかし休憩ののち
(食事は大したモンではありません。もちビールは別料金也)

近くの浅間大社に立ち寄ったり
土産品などを買ったりしてから
延々とバスに揺られて大阪で解散
午後10時半頃
無事に帰宅
という感じでした♪
(^^)d
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
登りながら細かい部分をリアルタイムで書いたりはできませんでしたので
遅ればせながら備忘録としてまとめさせていただきました
(^^)d
これから僕のように
登山未経験の方が富士宮ルートで登られる際の参考になれば幸いです
(^^)d
という訳で富士登山まとめ(富士宮ルート)
終わり♪
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
8月14日
仕事を終えた僕は嫁さんと平野の『戎』へ

ごんさんと乾杯~♪
(^_^)/□☆□\(^_^)

僕が噴火前に頂上の浅間大社にて手に入れた御守りを
ごんさんへお渡ししに行ったのでした~♪
\(^o^)/

ごんさん…大層喜んでくださりました♪
画像は無いですけど
ごんさんのバッグ…御守りだらけです
( ̄▽ ̄)b
いつかごんさんとゆっくり飲みたいと思っていたので
御守りをきっかけに3人で楽しく飲ませて頂きました
(今度はごんさんの奥様も一緒に♪(^^)d)
お話ししながら…つくづく
ごんさんは奥様の事を大切にされてるのだな~と伝わってきました
(*^^*)b

余談ではありますが偶然にも戎にこの前飲み会した同級のH田君が!
また飲もうぜ~!

てな訳で
明くる土曜日も我々は仕事ですのでお開きとなりました
なんとごんさんが…僕達の分まで奢ってくださり…
御守りを渡すだけでしたのに逆にえらい気を使って頂く事になり…恐縮です!
( -`Д´-;A)
ごんさん有り難うございました!ご馳走さまです!
ヽ(*´▽)ノ♪
という事で
本当のホントにおわり(^◇^)♪
要はリアルタイムで書きもらしていたコボレ話を補完させて頂こうというだけのものです
では♪
( ̄▽ ̄)b
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

先ず最初は装備類から
これは出発の前夜にパッキングする前に撮った画像ですが
ネタバレしないよう公開はしていませんでした
(だって竿とかリールとか…ゴム栓とか写ってるんだもん♪)
これだけのモノをパッキングして登ったわけですけど
重さはざっと10キロでした
実際登ってみて感じたのは
水に関しては2リットルは多すぎたように思います
コレは他の富士登山のサイトとかにも書かれてましたが
500ミリ×2本
つまり1リットルくらいが調度良いと思います

足らずは銭さえ出せば山小屋で買えますので
(このポカリが500円…)
たった1キロの差かも知れませんが
ケチって沢山背負っていこうとすると
僕のように貧弱な素人登山者にとっては水分以上に荷物の重みの方がハンデになってしまったからです
f(^^;
あと、エアー缶も要らないと思います
『備えあれば…』と
結構なスペースを割いて持って行ったわりにはガッツリ高山病になっちゃいましたからね
(#゜Д゜)

僕は8合目の救護所で10分間、酸素を吸入させて頂きましたが
理論上はそれだけの酸素を缶に換算すると10本分くらい吸わないと意味が無いそうです
もちろん僕を含め僕以外の人達も登ってる途中にエアー缶を吸ったりしていましたが
結局のところ数秒ばかりエアーを吸ってみたところで屁のツッパリにもならなかった…というのが正直な感想です
(#゜Д゜)
エアー缶自体は軽いですが高山病を回避できた訳でもなく
だからと言って山で棄てる事もできませんし
貴重なパッキングのスペースをとられる点を考えると…
わざわざ持って行く必要はナシ!
(#゜Д゜)
それと
ネタ用の竿、リール、ゴム栓も本来なら不要なモノですね
良い子のみんなはこんなモノを持って行っちゃあダメだよぉぉぉ♪
ヽ( ・∀・)ノ┌┛Σ( ̄▽ ̄)b
その他に
ブログ更新用に念のためスマホを充電するモバイルバッテリーも持って行きましたが
9600mAh程の容量もいりませんでしたね
ぶっちゃけ重かった…です
山小屋以外は電波が入らないので
そういった環境だとスマホ自身が電波を探すために頑張ってしまいバッテリーの消耗も激しくなるだろうと思い
リアルタイム更新をする為に電源の確保だけは万全にしていったつもりでしたが
正直そこまでは劇的に消耗しませんでした
(#゜Д゜)y-~~
まぁ少しでも軽量化を考えるなら予備バッテリーは小型で充分ですね
電波の届かないエリアでは機内モードにしているだけでバッテリーの浪費も防げるでしょう
続きましては

コレのハナシ…

永釣会および熱心な読者の方ならご存知かと思いますが
年の始めに行われた永釣会の例会にて
優勝されたsatonkyさんの栄誉を称え(コラコラ)作成したのがこの画像なのですが
富士登山に際して突然『この画像をTシャツにして、さりげなく着ていけば絶対ウケるや~ん♪』と思いついたものの
思いついたのがギリギリだった事もあり
出発までに納品が間に合うのか微妙な状況の中

プロトタイプを数種類デザインしたりしてました
(^^ゞ
フルカラー画像だと『いかにも』な感じで直ぐに判っちゃうのでボツ
コンセプトとしては基本的に『一見したくらいでは市販の普通のデザインTシャツに見える』みたいな感じで
『でも…よくよく観たら…コレ…satonkyさんやん!』
…ってなるような!?
そんな絶妙な仕上がりをイメージして、わざとモノトーンのイラスト風に加工し直しました
東京のTシャツ制作会社に事情を説明し
くれぐれも出発までに間に合わせてくれるよう無理にお願いもしまして

正に出発当日の午後に届いた

思いを込めた出来立てのTシャツを5合目から着て登っていったのでありますが

結局最後まで誰もイジッてくれず!
(#゜Д゜)y-~~
怒りを通り越して涙が出てきましたね
(#゜Д゜)y-~~
う~ん…
このTシャツ…どうしよ…
永釣会に寄贈させて貰って例会の副賞にでもしてもらおうかしら!?
(#゜Д゜)y-~~
(装備編はここまで)
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
で
登頂編になりますが

今回僕が大失敗したなと思う点がひとつ
夜行バスで眠る為にアルコールを摂ったものの
逆に頭が冴えてしまい夜中じゅう殆ど眠れてませんでした
(;´д`)
寝不足で登らなくてはならなくなり高山病の原因にもなってしまった訳ですが
バスで眠るのならアルコールではなく酔い止めを飲んでれば良かったなと激しく後悔しています
( ;∀;)
僕は安定剤とか眠剤とか飲んだことありませんが
登山前に絶対眠っておかないといけないシチュエーションの時には
アルコールよりも薬に頼るべきだったのかも知れませんね
あと、薬で思い出しましたけど高山病の頭痛対策にロキソニンや吐き気止めも絶対に持って行くべきでしたね
(まさか自分が高山病になるだなんて夢にも思ってませんでしたから)
そして

僕が今回申し込んだ富士宮ルートって

(富士登山オフィシャルHPより)
出発の5合目の標高が他のルートより突出して一番高いんですよね
素人の僕的には
『他のルートより頂上までの距離が短いじゃん』
『登った頂上が剣ヶ峯に一番近いじゃん』
『じゃあ富士宮ルートでイイじゃん』
くらいの軽い気持ちでこのルートを選択したのですが
アマーイ!

バスで一気に標高2400メートルに昇って来れるぶん
深く大きな呼吸を特に意識して高度順応しなければならなかったにも関わらず
その必要性を軽視していた僕は
『なぁ~に、高山病なんてごく一部の貧弱なヤツしかならへんのやろ』くらいにしか思っておりませんでした
5合目の出発地点でただただノンビリしてりゃ高度順応できてるとばかり思ってましたが…結果は言わずもがな
(;´д`)
バスで隣り合わせた男性と帰りの車中お話させていただきましたが
その方はバリバリに登山経験もおありの方でしたが
それでもガイド付きプランで参加されたとのこと
ガイドさんはさすが山のプロとあって
参加者に無理の無いよう高度順応の仕方や登りかたをレクチャーしてくれ
見事全員が登頂成功されたとのことでした
僕が今回たった独りで
フリープランで富士宮ルートに登った事を伝えると
男性『これまでに何回も登られた事があるのですか?』と聞いてこられたので
僕『いえ…富士山はおろか登山経験まったくゼロでフリープランにしました
おかげでギブアップ寸前でした』
男性『無茶しはりますね…』(汗)
僕『僕も…そう思いました…』(滝汗)
そしてこの富士宮ルートの落とし穴がもうひとつ
階段状の岩場をぐんぐんと登って行ける代わりに
下りも同じ階段状の岩場を降りていかなければならないという地獄
(;´д`)
コレは…相当キツかったです
(;´д`)
帰りの集合時間のリミットが迫り
リアルタイム更新どころではありませんでしたが
もし更新する時間があったなら下っている間中
ずっと泣き言ばかり書いていたに違いありません
(;´д`)
おかげで下山から5日経った今でも膝が痛いです
(;´д`)

そんなこんなでスタートの5合目から頭痛を抱えて登り始めましたが
幸い天気には恵まれた方だと思います
途中ゴゴゴゴゴという雷鳴のような音が聞こえ
『すわ雷か!?』とレインウェアを着かけましたが
どうやら御殿場で行われていた自衛隊の演習の音だったらしく
ドキッとはしましたが結局雨とよばれるような雨に降られる事なく
行って帰っては来れました
ただしコレは単にラッキーだったダケなのであり
万が一雨に降られた場合チョケた格好の外人さんとかは間違いなく低体温症に
見舞われてたでしょうね
( ̄▽ ̄)b
話は脱線しますが
僕の今回の出で立ちはハイカットの登山靴からゴアテックスのレインウェア、
そして腰で支える登山用のザックにトレッキング用のポールを2本用意するなど
周到に準備をしていたおかげで何とか登頂に成功したのでありますが
ネパール語だか何だか判らない言葉を喋る外人さんが
『IラブN.Y.』みたいなTシャツ1枚とコンバースのデッキシューズ、
そして極めつけは園芸用の緑色の支柱(朝顔のツルを巻き付けるようなヤツ)を杖がわりに
チョケた格好で鼻歌まじりに山頂まで登って来てたのには脱帽でした
( ̄▽ ̄;)
彼らは…
タフです…
( ̄▽ ̄;)

続いて救護所のハナシ…
ツアーで宿泊の予定だった9合5勺の山小屋(胸突山荘)への
夕方までの到着はとてもじゃないけど不可能と判断し
飛び込みで元祖8合目の山小屋でとりあえず横になろうと受付しに行くと
頭痛と吐き気で食事無しの素泊まりの旨を伝えると山小屋のニーチャンは僕の状態を心配して
先ず先に同じ8合目にある救護所で診てもらい、
診断によっては直ちに下山したほうが良いとも仰ってくれました
フラフラのまま救護所に転がり込んだ僕は直ぐに高山病と診断され
やはり出来る事なら下山したほうが良いと言われましたが動く事もままならない状態だった僕は
優しい看護でとりあえず酸素を10分吸わせてもらい
吐き気止めとロキソニンを飲ませて頂きました
一度高山病にかかると下山するしか治らないという事や
寝不足が原因とはいえ深く寝入ってしまうと逆に呼吸が浅くなり
血中酸素濃度が下がって高山病が悪化してしまうなど
無知な僕は始めて事の重大さを教えて貰ったのでありました…
(◎-◎;)
基本的に救護所の診察代は設定されておらず
敢えて言うなら一銭も払わないということも可能なのでしょうが
『お代はお気持ちで結構です』の箱には500円玉や千円札が…
僕も大変お世話になったので500円玉を出しかけて
やはりここは千円置いていかせて頂きました

そして急遽泊まる事になった8合目の山小屋
気分の悪い僕の為にゲロ袋も用意してくださり
二段になってる寝床へと静かに案内してもらいました
僕の隣にはオヤジさんが既にイビキをかいて寝ておられました
どうやら家族連れだったみたいで息子さんやお母さんも並んで寝てはるようでした
寝袋が用意されていましたが枕は無く
皆さんリュック等を枕代わりにしてはったようですね
画像に写っている通路側に足を向け
壁の方に頭を向けて皆寝るのですが
そんな枕元でブログ更新にスマホを使うと眩しくて隣の人を起こしてしまいますので
更新する間は通路側で柱にもたれるような格好で迷惑の掛からないようなカタチに終始しました
(ただし電波は微弱でした)
山小屋のトイレは外部から入って使用する場合はお金を取られますが
宿泊者は内側からトイレへアクセスし無料で使用できるようになってました
なので夜中出発するまで荷物の軽量化と高山病改善の為に水をガブ飲みしてはトイレに行きまくりました
ちなみにウンコ(コラコラ)はしてませんのでそっちの方の詳しい事は判りません
( ̄▽ ̄;)
急遽素泊まりで5500円も余計に払うハメになりましたが
高山病で無理をするなと8合目での宿泊を強く奨めてくれたのは嫁さんでした
そして救護所のお医者さんや看護師さんのアドバイスもあり
今回の富士山登頂は無茶をせず断念し
とりあえず8合目のここで翌朝に御来光というか日の出を拝んでから…
もう下山しよう…と
そんな決心をリアルタイム更新では書いていたと思います
そんな折
嫁さんからLINEで『また来年再チャレンジしたら良いやん』というメッセージが
イヤイヤイヤイヤ
来年もまたココへ来いとな
Σ(´□`ノ)ノ
もう二度と来たくないんですけど
Σ(´□`ノ)ノ
イヤ…でも…
僕が富士山に登りたいと言ってから
何やかんやと装備類に10万円くらいお金を使わせたのに
来年の再チャレンジすらイヤだ…なんて拒絶してしまうと
『気まぐれに10万円もお金を掛けたくせに
もうリタイアするのかよ!?』
なんて
ヘタレの烙印を押されてしまう…
でも…
今現在の死ぬほど辛い状況にさらされると…
もう…二度とこんなトコに来たくは無くなってる訳で…
せっかく竿とかリールやゴム栓などネタの準備をしてきたのに
遂行も出来ずに下山を決めたあの状況は…ホントにズタボロでした
(;´Д⊂)
で
横になったらなったでウトウトし始めると
山小屋のニーチャンや救護所の方が仰っていたとおり吐き気が襲ってきました
そんな時にはとにかく深呼吸を心掛け
吐き気が落ち着いたらまたウトウト…そしてまた吐き気で目覚める…の地獄ループ
コレが高山病の本当の恐ろしさなのだと思い知らされました
それでも気絶したかのように3時間くらい寝たんでしょうかね
夜中に目覚めた時には薬が効いてたのか割れるような頭痛が少しだけマシになり
下山を決意したはずの自分にもう一度問いかける時間が訪れたのです
高山病の辛さは思い知らされてます
二日酔いで頭がガンガンで吐きそうな状態で100メートルダッシュを延々と続けなければならないような狂気の地獄…
今はマシでもココからさらに高度があがると高山病がぶり返すのは必至です
でも…ホントにココまで来たのに引き返して後悔はしないのだろうか?
来年…忘れ物を取りに再びこんな地獄のような苦しみを味わいに来たくなんかは…正直ありません
行くも地獄…戻るも地獄…
同じ地獄なら…
悔いの残らない方の地獄を選ぶことに決めたのです
(#゜Д゜)y-~~

いずれにせよ地獄でしたが
お陰様でドラマチックに山頂に辿り着く事ができました

『富士山の御来光を見ると自然と手を合わせてしまう』
『涙がこぼれる』
『人生が変わったような気がする』
…
…
なるかボケ~!
(#゜Д゜)ノ彡┻━┻
正直シンドイだけじゃ!
こんな所で感動の涙が流せるのはドMだけなんじゃゴルァ!
(#゜Д゜)ノ彡┻━┻
来年以降、今後一切登らなくても良いように剣ヶ峯まで登ったのは僕の意地と執念ですわ!
(#゜Д゜)y-~~
二・度・と・登らん!!
あ、それと

コレのハナシですが
日本一の富士山に登った暁には
何かしら足跡を残したくて(?)思いついた剣ヶ峯での竿持ち写真と火口の栓のネタ
このネタの為に自宅の風呂場の栓を持って行ったりなんかしたら
嫁と子供に撲殺されかねませんので
わざわざダイソーまで良さげな栓を買いに行ったまでは良いのですが
なかなかおあつらえ向きなゴム栓が見つからず…
『最悪の場合ワインのコルク栓を使うしかないか…でもやっぱりゴム栓が欲しいんよなぁ…』なんて
ダメ元でダイソーの店員さんに
『あの~、風呂場とか洗面台とかで使うようなゴム栓とか置いてませんか?』
と訊ねると
店員さん『ああ…たしか1種類だけ置いてあったような…』
店員さんについて行った僕はこの意中のゴム栓を手にしました
店員さん『でも…サイズとか色々規格が違ったりするでしょうから、お調べになられてからのほうが…』
僕『イヤイヤ、コレでバッチリっすわ♪』(即答)
店員さん『???』
…
まさか…こんなバカバカしいネタの為にゴム栓を使おうなんざ思いもよらなかったでしょうね
(・∀・)y‐┛~~

という訳でダッシュで下山してきた後は
麓にあります温泉施設『花の湯』さんにて

入浴と食事で2時間ばかし休憩ののち
(食事は大したモンではありません。もちビールは別料金也)

近くの浅間大社に立ち寄ったり
土産品などを買ったりしてから
延々とバスに揺られて大阪で解散
午後10時半頃
無事に帰宅
という感じでした♪
(^^)d
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登りながら細かい部分をリアルタイムで書いたりはできませんでしたので
遅ればせながら備忘録としてまとめさせていただきました
(^^)d
これから僕のように
登山未経験の方が富士宮ルートで登られる際の参考になれば幸いです
(^^)d
という訳で富士登山まとめ(富士宮ルート)
終わり♪
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8月14日
仕事を終えた僕は嫁さんと平野の『戎』へ

ごんさんと乾杯~♪
(^_^)/□☆□\(^_^)

僕が噴火前に頂上の浅間大社にて手に入れた御守りを
ごんさんへお渡ししに行ったのでした~♪
\(^o^)/

ごんさん…大層喜んでくださりました♪
画像は無いですけど
ごんさんのバッグ…御守りだらけです
( ̄▽ ̄)b
いつかごんさんとゆっくり飲みたいと思っていたので
御守りをきっかけに3人で楽しく飲ませて頂きました
(今度はごんさんの奥様も一緒に♪(^^)d)
お話ししながら…つくづく
ごんさんは奥様の事を大切にされてるのだな~と伝わってきました
(*^^*)b

余談ではありますが偶然にも戎にこの前飲み会した同級のH田君が!
また飲もうぜ~!

てな訳で
明くる土曜日も我々は仕事ですのでお開きとなりました
なんとごんさんが…僕達の分まで奢ってくださり…
御守りを渡すだけでしたのに逆にえらい気を使って頂く事になり…恐縮です!
( -`Д´-;A)
ごんさん有り難うございました!ご馳走さまです!
ヽ(*´▽)ノ♪
という事で
本当のホントにおわり(^◇^)♪