西川あゆみblog

日本共産党明石市議会議員
*西川あゆみの活動日記*

1.17メモリアル集会に参加しました

2012年01月18日 | 活動報告
あの震災から17年目の
1月17日がやってきました。

そして東日本大震災のあった昨年。
増税反対集会から選挙事務所に戻って
テレビに映し出される光景に、言葉もなく見入ったことを思い出します。

明石市役所でも正午に黙祷を捧げました。
そして午後からは、三宮で開かれたメモリアル集会の会場へ。
阪神大震災、仮設から、借り上げの復興住宅へ移り、
「期限が来たから」と長年暮らしてきた家から今また、追い出されそうになっている
男性からの発言。どこへ行けというのか。
兵庫県、神戸市はこんなひどいことはやめてほしい。

家や工場が被害にあい、2重ローンを抱えて必死に頑張ってきた方の
「人生の一番いい時期を借金返済だけに費やしてしまった」という虚しい思い。

人の暮らしを立て直すことが災害からの復興じゃないですか。
17年たってもまだ震災は終わっていないのですね。
過去の被災者との均衡をと配慮するより、
「自分たちと同じ苦しみを繰り返さないで、東日本の被災者に手厚い支援法を」と
訴える発言に胸が熱くなります。

東日本の被災各県からの報告もありました。
仮設住宅の寒さ対策が不十分で厳しい寒さと結露やカビに悩んでいること。
暖房器具を寄付されても電気代がかかるので使えない。

宮城県では「単なる復興ではなく再構築を」と、
どこかで聞いたような言葉で復興理念が語られ
国が提唱する大企業支援、水産特区構想に重点が置かれているそうです。

福島県は津波被害も大きかったが、原発事故のため報道が入らず、
被害の実態が知らされなかったため支援が遅れました。
放射能汚染への全面賠償もなかなか進まない状況です。

「くらしを立て直そうと頑張っているこの時に、消費税増税なんて絶対やめてください!」
この言葉には怒りがこもっていました。

誰にとっても
自分の身に起こったかもしれない災害。
生活支援、生活再建にこそ力を注ぐべきです。




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