西川あゆみblog

日本共産党明石市議会議員
*西川あゆみの活動日記*

図書館には何を求めますか?

2012年10月15日 | 活動報告
この絵は末っ子の作品です。
夏休みにのとじま水族館で見た、ジンベイザメやクラゲがぎっしり描かれています。
なかなかおもしろい絵を描くなぁ。と、親ばか。玄関に飾っています。

午前中は団会議でした。
月末におこなわれる来年度の予算要望にむけて
要望する項目を話し合いました。
法改正があったり、制度の変更など、チェックすることはたくさん。
まだまだ煮詰めないと。

それから私は政務調査費担当として報告。
市議団ニュースの原稿、早く出してくださ~い、と、さいそくも。

午後はニュースの編集をし、2時半から(仮称)市民図書館の検討委員会へ。
傍聴者は議員も含めて10名近くと多い。
関心が高いことがうかがえます。

「全館図書館構想」図書館だけでなく
建物全体に本の香りが感じられるコーナー、工夫を…

各店舗に店長おすすめの図書を置く
図書館と別のフロアに検索機を置くなど
話し合われていたけれど、そんな工夫は必要なのでしょうか

私が考えるに
市民が図書館に求めるものはシンプルなことなのではないでしょうか。
豊富な蔵書のほかは
落ちついた雰囲気の建物と、書架や座り心地のいい椅子
ベーシックな機能がしっかりしていることが重要で
落ちついた知的な職員さんが丁寧な対応をしてくだされば充分なんだけれど。

欲を言えば、本を読み疲れたらリフレッシュできる環境が周囲にあればもう完璧です。
お弁当を持って行って、ひろげられるベンチのある木陰なんかいいな。
公園の木々が揺れている景色、海が見える図書館、
西部図書館のため池、親水公園もいいですよね。

それ以外のこまごまとしたことは
図書館に集まる人たちの試行錯誤で作っていくのではないか。

たくさんの図書館を知っているわけではないけれど
旅行先で立ち寄った洲本市の紡績工場跡地を改築した図書館は印象的でした。
ゆったり、長居したくなる図書館です。

(のちに、明石市のある校長先生が、
この図書館開設に関わっていたとうかがってびっくりでした)

明石駅前に図書館を移転することより、市域が東西に長い明石市では
西部図書館をつくったように、現在図書館のない地域に分館をつくる方が
市民の利便性が高まって、利用する人も増えるのではないでしょうか。
(参考:明石駅南再開発事業は266億円の事業費うち100億円を市が負担
    西部市民会館・西部図書館の総工費は約21億円)

図書館検討委員会から控室に帰ると
住民投票の会の方が数名いらしていて
明石駅南地区再開発事業や、その是非を問う住民投票について、
すべての市会議員に届けられている公開質問状の回答を求められ、
口頭でお答えしました。


形のあるものにしても、無いものにしても
責任のある大人として、後世に何を残すのか。
どんな影響がありどんな結果が想定されるのか。
本当に多額のお金をかける価値のあることなのか。
よくよく考えて誠実に判断する必要があるのではないでしょうか。




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