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右も左もあるものか
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食べてみたいハム・・・

2007-06-10 | 文化のこと
「レイモンさんのハムはボヘミアの味」
シュミット村木眞寿美著 河出書房新社刊 2000年1月初版発行

いやスゴイ本でした。

第一次大戦から最近までの世界の歴史を概観しながらの時間旅行。

目が回る展開なんですが描写が落ち着いているのは素晴らしい。

マリエンバードは映画で知っていましたけど、カールスバードはもっと有名な世界史的湯治場だったんですね。

いつか行ってみたいけど。

でももう、あの頃の住民はいない。

あの頃の住民の子孫も。

恐ろしい歴史の現実。

日本もね。

チェコのハム職人に、こんなヒドイことしたなんて。

その奥さんにも(日本人だったのに)。

愚かな時代は去ったと思いたいけど。

どうかな?


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