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2007-02-13 | 文化のこと
伊豆最古の湯、川中から河川敷へ 流れ阻み洪水の危険
2007年2月12日 ASAHI.COM

 静岡県伊豆市の修善寺温泉のシンボルで、開湯以来1200年間、川の中にあると伝わる「独鈷(とっこ)の湯」が、河川敷に移されそうだ。川の中で石を積み、かさ上げされている独鈷の湯が川の流れを阻害し、大雨の時にはんらんを引き起こす原因になりかねないためだ。弘法大師が湧出(ゆうしゅつ)させたと伝えられるゆかりの観光施設だけに、地元からは「1000年以上続く歴史を守ってほしい」という声も根強い。
 修善寺温泉は温泉街を流れる修善寺川(桂川)が04年10月の台風22号ではんらん。国の登録文化財の「新井旅館」や夏目漱石も泊まった「菊屋」などの老舗(しにせ)旅館やホテル、民家が深刻な浸水被害を受けた。
 独鈷の湯は川のほぼ中央にあり、土台の岩や大きな石で積んで湯船をかさ上げ、川の中でもお湯が楽しめるようにしている。静岡県は、台風22号と同じ大雨が降った場合、川の水の流れる面積を狭くして流れを阻む要因の一つになるとして、(1)現在地のまま河床を下げる(2)下流の左岸に移設する――の2案を地元に示した。(1)案だと、湯船が1メートルほど低くなって冠水しやすくなり、これまで以上に維持管理が必要。一方、(2)案では、湯の高さを自由に設定できて維持管理しやすいという。
 地元住民らでつくる温泉区は昨年9月、508世帯の住民を対象にアンケートした結果、「どちらでもよい」を含めて7割以上が移設案を選んだ。検討会議は昨年暮れ、伊豆市長を通して県に移設を要望した。
 県の計画によると、現在地から左岸下流の河川敷に20メートル弱移るという。新年度から着工予定で、現在地から温泉を切りかえる。ただ、移設を望まない住民からは「歴史(弘法大師の湯)を守るのが地域住民の使命」「生命線の施設。絶対に同じ場所で」などの意見もあった。アンケートをまとめた温泉区長の海老名毅さん(64)は「川の中にあることにこだわる年配者は少なくない。苦渋の決断だった」と話す。
 弘法大師を開祖に独鈷の湯のそばに立つ修禅寺は今春、創建1200周年を迎える。田中徳潤住職(88)は「歴史と違った場所に移ることは残念だ」と話している。
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場所を移したら独鈷の湯じゃないでしょ?

文化を守る努力をして欲しい。

大体、洪水の原因ってホント?

1000年以上も同じ場所にあったってことは、1000年の気象変動にも影響を受けなかった証拠でしょ?

何で今になって洪水の原因になるの?

本当の原因は別の処にあるんじゃないかな?


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