皇后さま75歳 国民の暮らしに心寄せ
2009年10月20日 ASAHI.COM
皇后さまは20日、75歳の誕生日を迎え、1年を振り返る感想を文書で宮内記者会に寄せた。
この1年で最も案じたこととして、経済悪化で大勢の人が困難な状況におかれたことを挙げ、「職や居住の場所を失ったり、進学の道を閉ざされ、あるいは就職の内定を取り消された人々も多い」とつづった。新型インフルエンザの被害についても「少しでも小さく抑えられるよう願っています」と記した。
米・オバマ大統領にノーベル平和賞が贈られることにも触れ「核兵器の恐ろしさは、その破壊力の大きさと共に、後々までも被爆者を苦しめる放射能の影響の大きさ、悲惨さにある」「被爆国である日本はこのことに対し、国際社会により広く、より深く理解を求めていくことが必要ではないかと考えています」と述べた。
宮内庁によると、皇后さまは今年、行事や視察などで忙しい年となったが、月1回ほどのペースで天皇陛下のチェロに自身のピアノをあわせる合奏を楽しんでいる。2月に痛めたひざも順調に回復し、テニスなどでリハビリに努めているという。
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「国際社会に理解求めること必要」=被爆国の役割に言及-皇后さま、75歳に
2009年10月20日 時事通信
皇后さまは20日、75歳の誕生日を迎えられた。誕生日を前に感想を文書で公表。核廃絶を目標に掲げたオバマ米大統領のノーベル平和賞受賞決定に関連し、「核兵器の恐ろしさは、その破壊力の大きさとともに、後々までも被爆者を苦しめる放射能の影響の大きさ、悲惨さにあり、被爆国である日本は、国際社会により広く、より深く理解を求めていくことが必要ではないか」と訴えた。
感想は「この一年を顧みて」と題され、皇后さまはまず、日本経済の悪化に触れた。
「大勢の人々が困難な状況に置かれました」とし、「職や居住の場所を失ったり、進学の道を閉ざされ、あるいは就職の内定を取り消された人々も多く、この一年、最も案じられたことでした」と、お気持ちを明かした。
新型インフルエンザについては「寒い季節に入るこれから、少しでも被害が小さく抑えられるよう願っています」とした。
今年の出来事として、裁判員制度導入や政権交代も挙げた。
皇后さまはまた、アフガニスタンで昨年8月に殺害された非政府組織(NGO)スタッフ伊藤和也さん=当時(31)=が携わった用水路が開通したことに言及。「1971年、陛下とご一緒にこの国を旅した時のことも思い合わせ、やがてここで農業を営む現地の人々の喜びを思いつつ、深い感慨を覚えました」と述べた。
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経済悪化が「最も案じられた」 皇后さま75歳に
2009年10月20日(火)05:08
(共同通信)
皇后さまは20日、75歳の誕生日を迎えられた。宮内庁を通じてこの1年の感想を文書で発表。世界的な金融危機に伴う経済の悪化で多くの人が職や住居を失ったり、進学の道を閉ざされたりしたことが「最も案じられたことでした」と振り返った。感想の中で皇后さまは裁判員制度の導入や政権交代を挙げた上で、核廃絶への決意を示したオバマ米大統領のプラハ演説やノーベル平和賞受賞決定にも言及された。
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いつもいつも。
この国と。
この国の民を案じ。
気高くも。
清く。
凛として。
それは人々が憩い。
生き物達が身を寄せる。
高き樹木のごとく。
お誕生日おめでとうございます。
日の本の国の皇后陛下。
いつまでもこの国を。
愛する心を。
お示しくださり。
本当にありがとうございます。
2009年10月20日 ASAHI.COM
皇后さまは20日、75歳の誕生日を迎え、1年を振り返る感想を文書で宮内記者会に寄せた。
この1年で最も案じたこととして、経済悪化で大勢の人が困難な状況におかれたことを挙げ、「職や居住の場所を失ったり、進学の道を閉ざされ、あるいは就職の内定を取り消された人々も多い」とつづった。新型インフルエンザの被害についても「少しでも小さく抑えられるよう願っています」と記した。
米・オバマ大統領にノーベル平和賞が贈られることにも触れ「核兵器の恐ろしさは、その破壊力の大きさと共に、後々までも被爆者を苦しめる放射能の影響の大きさ、悲惨さにある」「被爆国である日本はこのことに対し、国際社会により広く、より深く理解を求めていくことが必要ではないかと考えています」と述べた。
宮内庁によると、皇后さまは今年、行事や視察などで忙しい年となったが、月1回ほどのペースで天皇陛下のチェロに自身のピアノをあわせる合奏を楽しんでいる。2月に痛めたひざも順調に回復し、テニスなどでリハビリに努めているという。
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「国際社会に理解求めること必要」=被爆国の役割に言及-皇后さま、75歳に
2009年10月20日 時事通信
皇后さまは20日、75歳の誕生日を迎えられた。誕生日を前に感想を文書で公表。核廃絶を目標に掲げたオバマ米大統領のノーベル平和賞受賞決定に関連し、「核兵器の恐ろしさは、その破壊力の大きさとともに、後々までも被爆者を苦しめる放射能の影響の大きさ、悲惨さにあり、被爆国である日本は、国際社会により広く、より深く理解を求めていくことが必要ではないか」と訴えた。
感想は「この一年を顧みて」と題され、皇后さまはまず、日本経済の悪化に触れた。
「大勢の人々が困難な状況に置かれました」とし、「職や居住の場所を失ったり、進学の道を閉ざされ、あるいは就職の内定を取り消された人々も多く、この一年、最も案じられたことでした」と、お気持ちを明かした。
新型インフルエンザについては「寒い季節に入るこれから、少しでも被害が小さく抑えられるよう願っています」とした。
今年の出来事として、裁判員制度導入や政権交代も挙げた。
皇后さまはまた、アフガニスタンで昨年8月に殺害された非政府組織(NGO)スタッフ伊藤和也さん=当時(31)=が携わった用水路が開通したことに言及。「1971年、陛下とご一緒にこの国を旅した時のことも思い合わせ、やがてここで農業を営む現地の人々の喜びを思いつつ、深い感慨を覚えました」と述べた。
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経済悪化が「最も案じられた」 皇后さま75歳に
2009年10月20日(火)05:08
(共同通信)
皇后さまは20日、75歳の誕生日を迎えられた。宮内庁を通じてこの1年の感想を文書で発表。世界的な金融危機に伴う経済の悪化で多くの人が職や住居を失ったり、進学の道を閉ざされたりしたことが「最も案じられたことでした」と振り返った。感想の中で皇后さまは裁判員制度の導入や政権交代を挙げた上で、核廃絶への決意を示したオバマ米大統領のプラハ演説やノーベル平和賞受賞決定にも言及された。
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いつもいつも。
この国と。
この国の民を案じ。
気高くも。
清く。
凛として。
それは人々が憩い。
生き物達が身を寄せる。
高き樹木のごとく。
お誕生日おめでとうございます。
日の本の国の皇后陛下。
いつまでもこの国を。
愛する心を。
お示しくださり。
本当にありがとうございます。