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2007-04-24 | 文化のこと
高松塚古墳 古代の石工、綿密な設計 石室加工に目印朱線
2007年4月21日 SANKEI WEB


 石室解体が進む高松塚古墳(奈良県明日香村、7世紀末~8世紀初め)で、東西両壁や搬出された北壁から、石材加工の際に付けられた目印の朱線が見つかったと、文化庁が20日、発表した。発掘担当者は、1300年前の石工たちが、綿密な設計のもとに石室を築いたことが分かる興味深い資料だとしている。
 北壁の搬出に伴い、露出した東西両壁を調べたところ、東壁の側面(厚さ45センチ)で、上から下にまっすぐ延びる朱色の線を長さ約15センチ分確認。西壁の側面(同37センチ)でも同様の線が見つかった。隣り合う石同士が動かないよう、接合部を階段状に加工し組み合わせる「合欠(あいがき)」を作る際の目印にした可能性があるという。
 いずれの朱線も、石室内面から21センチ外側に引かれ、当時の尺度で7寸に相当。設計図に基づき、竹のヘラのようなもので引いたと推定される。北壁の底面でも、合欠部分に朱線が引かれていた。
 一方、床石では、壁石と正確に組み合わせる工夫として、壁石を据え付ける部分だけ高さ3センチ分削って段を設けていたことが判明。床石の周囲には凝灰岩片が散乱していることから、平坦(へいたん)な床石を墳丘に並べた後、段差部分は現地で加工したとみられる。

 同日、文化庁は25、26の2日間かけ、北から2枚目の天井石を石室から取り外すと発表した。
 この天井石は大きな亀裂が見つかっており、真下に「飛鳥美人」と呼ばれる女子群像などが描かれた壁石がある。文化庁はより慎重な作業が必要と判断、25日は数十センチ動かして隣の天井石や東西の壁石から離し、26日に器具で石を挟んでつり上げ、石室から運び出す。
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もう、復元は不可能かも。

石組みってのはデリケートですから。

もったいないことしたねー。


んん。

まさか、ワザとじゃ無いよね?


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