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2006-03-18 | 存在と事象のこと
ホタルの発光の仕組み、理化学研チームが解明
2006年 3月16日 YOMIURI ONN LINE

 ホタルの光がなぜ黄緑色に光るのかを、理化学研究所などの研究チームが突き止めた。
 体内にある特定のたんぱく質の構造変化で、光を出す「発光体」のエネルギーが失われない状態となり、エネルギーが高く波長の短い黄緑色の光が出るという。
 効率的なエネルギー利用システム開発に道を開く成果で、16日付の英科学誌「ネイチャー」に発表した。
 研究チームはゲンジボタルの発光を促すたんぱく質「ルシフェラーゼ」の立体構造を大型放射光装置「スプリング8」で解析した。その結果、発光直前にたんぱく質の特定のアミノ酸が発光体を握りしめるような形に構造変化することがわかった。これにより、発光体は強く固定され、エネルギーは高く維持された状態から放出されるため、黄緑色に光るという。
 アミノ酸を変異させたルシフェラーゼを人工的に作成したところ、発光色はエネルギーの低い赤や橙(だいだい)色になった。アミノ酸の変異により発光体が固定されず、発光前に振動によってエネルギーが失われてしまうためと考えられる。
 研究チームの中津亨・京都大助教授は「発光メカニズムの解明で産業に活用する可能性が開けた」と話している。
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ホタルと同じような発光をする照明器具ができたら、ネオンなんかに使われるようになるかもね。
ギラギラの広告より、人の心を惹きつけるのはホタルの光。

理化学研究所、最近元気だね。


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