アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

知ってくれる事

2017年04月15日 | 日記
私は姉の関係で
山形のお偉い方々とお会いする機会があります。

今夜もある所で
県議会議員さんとご一緒しました。
付け足しで参加した私ですが
その議員さんは皆さんの前でアユと凛の話しをして下さいました。

「あまりにも衝撃的な番組で
ただ涙がながれた」
と…
「そんな悲しい思いを6年経っても
持ち続け
もう6年なのか
まだ6年なのか…
その思いを風化させずに
自分達が出来る事がまだまだあるのではないか…」
と言う様な話しをしてくれました。

ありがたい事です…ね。
たくさんの方々が知ってくれて
二万人がなくなった1件の出来事ではなく
二万人の一人一人に悲しみがあり
生きた証がある事を
改めて知ってくれるだけでもいいのかも…
と思いました。

そして何より
アユと凛は生きていたんだ
と言う事を伝えたかった。

私を見て
あの笑い声をあげてる凛を思い出してもらえるだけで
何だか嬉しい 気がします。

本当は切ない事なんだろうけど…

テレビの中の
あの凛の笑い声を思い出してくれるだけで
嬉しいな。

アユと凛は生きて
存在してたんだよ。
私と同じ様に…
みんなと同じ様に…
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そう思います。

2017年04月15日 | 日記
何度も言うけど

人の命は復興しません。
命だけは…って言い切ってもいいかもしれません。

家も街も
人が作り上げたものは復興する。
でも
命だけ復興しないのです。

前と同じ様にならなくたっていいじゃない。
前以上を望まなくてもいいじゃない。
いつか家は立つし無くしたモノの価値も薄れる。
それには「仕方ない」が当てはまると思います。

仕方ない

人が作り出したモノに当てはまる言葉なんじゃないかと思います。

命は別だよ。
別格。

仕方ない
も当てはまらない!
復興もしない。

命も人が作り出すものかもしれませんが…
モノではない。

私はそう思います。
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御線香をあげに…

2017年04月15日 | 日記
知り合いの息子さんがなくなったので
御線香をあげに行ってきました。

写真かな…
笑ってる顔の写真もあって
それにドキドキ、ザワザワした。

もちろんまだまだお家にいるよね。
そんな気がしました。

前にも言ったけど
私 全く見えないし、感じない。
でも
ザワザワした。

写真の後ろにお骨の入った箱が置いてあって
何だか懐かしかった。

アユのお骨の箱を
いつも抱きかかえていたっけな…って
そう思って愛おしかった。

どうか、どうか
苦しんでいませんように
そう祈るしかできません。
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