夏への扉、再びーー日々の泡

甲南大学文学部教授、日本中世文学専攻、田中貴子です。ブログ再開しました。

きなこ日本文学全集 (第32回配本)

2010年09月13日 | Weblog
 俳句集「三橋鷹女」

 
 夏痩せて嫌ひなものは嫌ひなり    鷹女


 夏ばてて好きなおもちゃは好きなり  きなこ



*三橋鷹女はどうやら鰻などの「精の付く物」を意味しているようですが、写真で見ても
痩せてとがった女性の印象が強いです。きなこは今年の猛暑にややばて気味ですが、昨晩
は少し涼しかったせいか、久々に昔のおもちゃで遊んでくれました。相変わらず、カウンターの上がお気に入りです。