アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

どんぐり2題 - 安城デンパーク

2019-08-31 09:33:18 | みんなの花図鑑
【シラカシ】

デンパークに行っても、目につくものはほとんど木の実ばかり。
これは 手の届くところにあったシラカシのどんぐり です。





シラカシの葉は こんな風。よく似たドングリを付けるアラカシの葉と比べると、アラカシの葉は毛羽立ってる(絹毛がある)のに対し、シラカシの葉はツルっとした感じです。





シラカシのどんぐりはてっぺんの花柱の名残りの根元に輪になった筋があるけど、アラカシの先端はなで肩で輪は無い。という区別法があります。もっと簡単に言えば、シラカシのどんぐりの先端には 古墳の円墳みたいに段があり盛り上がってますが、アラカシのほうは段は無く連続しています。





【マテバシイ】

和名は葉がマテガイに似たシイノキであるという意味だが、植物分類上はマテバシイはマテバシイ属に属し、シイノキが属するシイ属とは同じブナ科でも別属に分類される (wiki「マテバシイ」)
いまどんぐりになってる実は 今年の春 出来たのではなく、去年の春できたものです。
2年越しでこんなに大きくなるんですね。





マテバシイの葉は厚く青々していて 熱帯ジャングルの葉みたいです。





マテバシイの殻斗には アラカシやシラカシのような輪状の縞がありません。









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