アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

オリーブ - ダマスカスAJG・シリア

2019-09-11 23:32:53 | シリア
初出 2017-09-27 00:08 (2019-09-11 写真を撮影時のものに入れ替えました)

シリアの首都ダマスカスの市街地にある農業保護区、アブー・ジャラッシュ・ガーデン (Abou Jarash Gardens, AJG) 。
広大な農園を象徴するものは やはりなんといっても オリーブの木です。



オリーブは日本の柿 や ゆずの木 みたいに 農家の屋敷のなかにも 植えてあることがあります。

12月。
折しも 一件の農家で ご主人がオリーブの実を竿で 叩き落としている場面に 遭遇しました!
(当地では オリーブや 桑の実を収穫するとき、竹ざおで叩き落とすのが 一般的なのです ^^)





こんなチャンスはめったにありません!
カメラのファインダー越しに はしごの方へ近づいていくと、なにやら ご主人が叫んでいます!
アラビア語なので何と叫んでるのか、解りませんが、
「おーい、だめだよ、落としたオリーブの実を踏んじゃ!」
たぶん ↑のようなことを言ってたのでしょう。

地面を見ると たしかに もうすでに叩き落とした果実をつけた小枝で 地面はおおわれています。
「ソーリー ソーリー ・・・
あの竿で叩き落としているところ 写真撮らせて欲しいんですけど」
( ↑ 身振り手振りで伝えます)




「もうほとんど落としたからそろそろ終わりにしようかと 思ってたんだけど、
そうかヤバニー(日本人)がそう言うなら、もういちどポーズとるからな!
かっこよく取ってくれよ^^」
(何だかそう言ってくれてるような気がしたので、撮りなおした一枚です)




ここのオリーブは かなり古い木が多いです。





オリーブの老木の間を埋めてるのは サラダ菜でしょうか?



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