GIRAVANZ.J1

さて・・・そろそろ行きますか♪

河内勇太

2011-08-02 | Gravanz北九州
決してスーパーな選手じゃなかった。
どっちかってえと不器用な選手だ。
それでも自分が出来る限り精一杯でやってくれる選手だ。
一生懸命頑張る。
サッカー選手として。
いや人としてのベースである頑張るって事に関しては
間違いなく素晴らしい選手だった。
一生懸命頑張る姿は誰の目にも判るもんだ。
サッカーを知ってる知ってないなんて関係ない。
一生懸命頑張る姿を見るからFC東京戦で泣けるのさ。
梅ちゃん、おーさん、Rambo姉さん。
押しなべて泣いてたね。
何度と無くそんなシーンを見てきた仲間だからこそ解る事がある。
頑張るからこそ人の心を打つ。
頑張るからこそ感動を呼び起こす。

このチームがJFLからJのチームに昇格を決めた2009年。
ターニングポイントになったゲームがある。
場所は本城陸上競技場。
対戦相手はアルテ高崎。
Jに昇格するために負けられない一戦。
スコアは1-2
この日、NW北九州の選手達とサポーターが激突した。
怒号が飛び交う本陸。
サポーターが吼える。
桑原が、水原が吼える。
自分の中で忘れられないゲームの一つだ。

その試合で忘れられないシーン。
負傷してタッチラインの外に出された河内が脚を引きずりながら
ピッチに戻ろうとするのを
ジョージさんが「無理だ!」と腕で静止するシーン。
僕はあの光景を忘れられないだろう。

6/21の河内のBLOGのタイトルは「後悔」
あの時もっと軽く触っていれば、あの時ドリブルを選択していれば・・・。
怪我をしました。。
まだ明日検査してみないとわからないけど、
この怪我が一日、二日で治るようなものではないような気はする。
明日しっかり報告します!!
気持ちだけは折れないように、次に向けて・・・
今日応援に来てくれたみなさん、本当にありがとうございました!!

自分が出来る限り精一杯でやってくれる選手だからこそ
頑張りすぎたんだろう。
ここから河内の壮絶なリハビリが始まる。
メスを入れる度に良いトコまで行くんだが
それでも完治しない。
コレヒトと同じ時期だったんで千羽鶴プロジェクトを発動して
Ramboさんと焼ソバ職人さんとKaitoくんと皆でおった鶴を届けに行った
元気になれと。
ピッチに戻って来いと。
みんなの思いを鶴に込めて河内に送った。
その鶴に応えるべく河内はリハビリに頑張った。
メスを入れてでも治ろうとする。
最後まで諦めない。
河内って選手はそういう選手だったんだよ。
明るく振舞う河内のBLOGの裏で
色んな葛藤があったんだろうな。

怪我して1年。
更に半年契約を延長したチームは精一杯の誠意を見せたと思う。
福大とのTMでPKを決めたのが北九州での引退試合となった。
良い花道だったね。
仕事で行けなかったけどチームメートは
「決めて来い!」って河内にボールを渡したんだろう。
良いチームじゃねえか。
それでこそ北九州であり北九州のプライドだな。

でも河内は人生を引退したわけじゃ無い。
これから別のチームで頑張るのか
福教大のキャリアを生かすのか
フロントに残ってその人間性を生かすのか。
河内には色んな選択肢があると思う。
いま、色々考えているのかなぁ~
色々有るって良いよな。
河内の未来は無限に広がってるって事だろ。

まあ、どんな選択しても僕らは河内という選手が
北九州をJリーグのチームに押し上げてくれたことを
決して忘れない。
魂のプレーヤー
河内勇太
僕らは君を決して忘れない。
僕達はこれからの河内を見てるからね。
手抜いたら承知しねえぞ。
これからも全力で走れ!河内。
河内は全力で走るしかないんだからさwww

有り難う。河内。
お疲れ河内。
少し休んだらまた走り出せよ。

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1 コメント

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Unknown (Nやん)
2011-08-03 00:14:27
覚えてます?
2009年 ホームゲームの試合後…
挨拶時、俺達の前で水原と河内が熱くやりあったのを。
チームが上手く軌道にのらずにいた時期でした。でもあの時期、一番輝いていた選手が河内でしたね。
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