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美しさは日々の小さな積み重ねから。

成人式

2013-01-13 14:13:44 | 日記

             


         今日は姪の成人式。
         朝、4時半に私達保護者は起床しました。
         妹は朝食の支度を始め、
         私はいつもの朝のように日課をこなし
         ほぼ、何も変わらない一日の始まり・・
         でも、早朝5時半から出張して下さった美容室のまよちゃんが
         笑顔いっぱいに手際よくメイクをして、髪をセットしていく。
         そんなパワフルな姿から元気を頂いた朝の始まりになりました。
         
         まよちゃんと姪が冗談を言いながら、ゲラゲラと笑う声。
         お湯が沸騰する音。炊きたてのご飯の香り。
         朝陽が昇っていき明るくなる空。
         母が妹の為に仕立ててくれた振袖・・。
         そんなひとつ、ひとつの小さなことを
         五感で丁寧に感じていると、不覚にも涙がこぼれそうになりました。

         この晴れ姿、両親に見せたかったな。
         
         年齢を重ねると、涙もろくなりますね。

         8時少し前に、着付けの先生が到着。
         お友達の美容室の着付けの合間に来て下さいました。
         若いのですけれど、腕前は超ベテラン級。
         とっても信頼している方です。

                        


         3年前、私の振袖を長女の姪が着ました。
         その時も、このお二人に大変お世話になったのです。
         こんなに頼り甲斐のある友人に恵まれて幸せ。
         やはり、神様は駄目な人間にはちゃ~んと
         素晴らしいブレーンを与えて下さるのですね。
         それにしても、母は凄いなぁ~と思いました。
         私の着物は長女が妹の着物は次女が・・
         バッチリ似合うように仕立ててくれていたのですから。

                 
             前撮りの時                       今日


         かんざしは7歳のお祝いのときに京都で誂えたもの。
         成人式でも使えるものを・・と、お願いした思い出の物です。
         姪達がこれから結婚して、もし女の子が生まれたら
         この着物もかんざしも受け継がれていくのかしら・・
         なんて思ったら、「想い」というのは
         「命」の継承なんんだな~と、つくづく実感致しました。

         母から子へ、そして孫へ。
         この子々孫々という継承が「愛」の基なんですね。

             


         中学の時の同級生だったBFがお迎えに来て
         彼のご自宅へお赤飯を持ちご挨拶に。
         そんな姿を見ていると
         いつか、この家を旅立っていくのね・・なんて
         親父の心境になってしまいました

         今年成人式をお迎えになられた全ての皆様へ
         心よりお祝いを申しあげます。