Grazie mille!

美しさは日々の小さな積み重ねから。

中秋の名月

2011-09-11 19:11:00 | 美しい生活
             
              


              今日は、震災から半年。
              ニューヨークの同時多発テロの事件から10年目。
              AVANTIが現在の場所でOPENして丸14年の記念日です。

              白露が過ぎ
              空が高くなり 虫の音も一段と大きく感じ
              いつもなら 心がときめく秋の始まりなのに・・
              心なしか 寂しく想います。

              毎年訪れる秋の風景が
              今年は 何だか 哀しく感じるのは私だけでしょうか・・

              実りの秋と言います。
              稲穂が黄金色に輝き 収穫を今か今かと待つ風景は
              日本の素晴らしい源。
              でも、今年は苦しんでいる農家さんがいる・・と思うと
              心が痛みます。

              でも
              何の被害にも遭わなかった私が 心を痛めていても    
              なんにも元気は送れません。
              せめて 明日の十五夜さんに沢山のお供えをして祈ります。

              新月に願いをかけて
              満月には叶う・・満月は全てが満ち溢れた感謝の日
              私はそう思っています。
              それにしても 素敵な月の名前がありますよね。
              待宵月、十六夜月、立待月、居待月、臥待月、更待月・・ 
              日本語は本当に素晴らしい。

              優美な月見の習慣は日本人の感性そのものですね。

              萩、桔梗、葛、撫子、藤袴、女郎花、尾花
              秋の七草と里芋、葡萄、柿、梨などをすすきと一緒に供えましょう。
              そして 生きている私の命に感謝したい。
              今年も お月見が出来る幸せ 人を想える幸せ 心から感謝できる幸せを
              手を合わせて 味わうことも 日本の復興の一滴になることを信じて

              「なにごとの おわしますかは しらねども
                     かたじけなさに なみだこぼるる」西行法師
              秋は感謝と祈りの季節と言います。   
              常に感じる見えない力・・森羅万象に八百万の神々を思う日本人の宗教観
              これに感謝を表すには このお月見は絶好のチャンスかもしれませんね。