2001y SAAB 9-3ts Aero 50,000km 結構スタイリッシュに決まってるでしょう?!
Drは正直なところ北欧のクルマはあまり好きではありません?!
その理由はなんか大味に感じるからです。(個人的に)
それは本音が半分に偏見が半分あることも告白しましょう。
ことサーブに関しては過去に当時サーブ人気の口火を切った900シリーズ
は数台販売したことがあります。
その時の印象は仕上げがMBなみに秀逸だったこととサーブの本家航空機からの
直伝である空力特性(風切音がない?)が良いことでした。
しかし変則?縦置エンジンのためかヒューヒュ~ドロドロ?という独特の
音が嫌なのと特に感性を感じない(中途半端?)走りの為に好きにはなれませんでした。
最もサーブの名誉の為に付け加えるとDrは高速巡航を経験してないので本当は
もっとサーブの長所があったのかもしれません。
そんなわけでサーブも縦置きを止めて通常の横置FWD方式に9シリーズが変わり
全然良くなったということも耳にしましたがDrは毛嫌いも有って乗る機会が
ありませんでした。
そんな折りに偶然9-3TSを下取りました。
Drはサーブに関しては完璧に門外漢でありますから間違ってるかもしれませんが
TSはターボスポーツでエアロ付のようです。
俄勉強(^^;によるとハイプレッシャーターボで205HPもあるようですね。
例によって前置きが長くなりましたが早速個体チェックも兼ねて乗りました。
先ず驚いたのがエンジンがそれこそアクセルペダルを少し踏んだくらいの低回転から有効なトルクを発揮してパワフルなことです!
アクセル開度と車速は完全に一致してすごく軽快かつパワフル&スムーズに
走ります。
タービンの音もターボ感も良い意味で感じません。
DOHC 16V 205HP/5,750rpm 25.5kpm/1,900rpm バランスシャフト付
改めてスペックを確認するとなんと最大トルクは1,900rpm/25.5kpmとあります!
こんなE/g特性はDrも正直なところ未体験かもしれません。
なんと言ってもA/Tとのマッティングは抜群で走り重視の方も不満はないでしょう。
他の乗り味に関しては特に感銘は受けませんでした。
なんとなく900シリーズの系統であることを彷彿させます。
つまりどこが悪いというところも無い代わりにここが秀逸というところも
ないと言ったらご理解頂けるでしょうか。(個人的見解)
全体の走りのフィーリングは国産車とドイツ車とフランス車の三つを足して
三で割ったような感じでしょうか?←意味不明(苦笑)
エアロはインチアップのせいか足周りのドタバタ感は明らかにあります。
サーブの存在は日本では地味ながら一応基盤は築いてるような気もします。
一時の900のような勢いはないですが個人的にこれはこれで(サーブのこと)
もう少し日本で売れても良いかななんて思います。
ディーラーの変遷など日本では一時サーブは不遇であったのかもしれません。
ボルボがワゴンで完全に定着したように「頑張れサーブ!」とDrも影ながら
エールを送りましょう。
Drところとサーブとのスタンスは基本的に変わりませんが今回の試乗で以前の
偏見の何割かは払拭しました。
又、最新のサーブも未体験につきDrは決して偉そうには言えません。
中古車試乗もサーブは穴のようで価格も比較的こなれておりサーブというブランド
に加えて持ち前の作りの良さと実用性を兼ね備えてあまりうるさいことを言わなければValue for monneyかもしれません。
事実、サーブの中古車で一儲けしたというショップがあるようです。
誰とは言えませんがM浦君です?!←トラックバックするで~!(笑)
この方はDrも尊敬する真の商売人です(^^)v。
カーボン調パネルは後付みたいでちょっとチープですが純正だそうです
話が若干それましたがちょっと宣伝させて貰えるならDrが下取どった個体は
程度上々でエアロも決まってレザーインテリアに電動シートも装着されます。
寒いこの季節ではヒーターより早く効くシートヒーターが有り難いですね。
同じ9-3でもちょっと目立ちたい方や走り重視の方には良いのではな~んて
思いますがどんなもんでっしゃろ?
Drはお買い得感有る一品であると自負しております。
車検も一年残っていて誰か買いませんか?(苦笑)