Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
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初見参アルファ159!

2006-01-28 21:34:35 | 試乗記

正式発売前のFAJ物アルファ159JTS 2.2 16V   基本的にイタリア仕様?


最新のアルファには疎いDrでありますが商売上そんな事も言っておられません(^^;

そんな折りに懇意のディーラー営業マンが159に乗って来てくれました。
こうなると商売も忘れて目が輝くDrであります(笑)。

これはブログネタにバッチグ~とカメラ片手に乗り込みました。


リモコン自体がキーで所定の穴に挿入    そしてSTARTボタンを押せば始動


先ずキー(らしき物?)を貰って鍵穴を探すも無い!!!
そうなんです上図のごとく電子キー仕様になりました(^^)v。

同じ電子キーでもMBのは通常に捻るが159はなんとSTARTボタンの二段階式です。
大昔のクルマは皆この方式であったから回顧趣味と見るかマニアックと見るか難しいところですね。 
イタリア人のサービス精神と言う気もしますがやや面倒くさいか使ってみての評価になるでしょう。

それはさておき乗りだしてみるとアメ車や日本車のようにバシャッとドアーロックが掛かりました。 おまけにシートベルトをしないとかなりうるさい警告音がなるじゃあ~りませんか(泣)。

Drは特にこのオート集中ドアーロックを好みません。
設定で解除出来るかもしれませんがいきなり閉じこめられた感じがするこのシステムは本当に余計なお世話と言いたいですね(怒)。

付帯設備はともかく肝心要の乗り味をレポートします。

結論から言えば全てがスムーズで前評判?のごとくボディ剛性もアップしています。


GMブロックのJTSエンジンはレトロ調? ついにTベルを捨てチェーン駆動になりました



2.2JTSエンジンは低速トルクも充分で吹けもスムーズです。
但しこれと言ったドラマティックさも官能さも無くやや面白みに欠けているのは否めません。どちらかいうと実用性重視というべきでしょうか?

クラッチは極めて軽くスムーズです。 シフトのフィーリングは大分変わりました。 ストロークが短くなりカチッと決まるタイプでこれまでのイタ車とは違うフィーリングです。 個人的に悪いとは思えませんでした。

ハンドリングは基本的に優等生で156~147の流れを組む中立付近がシャープで全体に弱アンダーの好印象です。 明らかに改善されたのが乗り心地でだいぶ「しなやかさ」が出てきました。荒さが取れたとでも言いましょうか?

特に今までのイタ車の遅れた部分であるハーシュネスが満足レベルまで上がっているので装着されているタイアが気になりました。

なんと予想通りDrの愛車BMW328に履かせてたピレリーPゼロ ROSSOではあ~りませんか! 
さすがDrの予想とピッタンコでした←自画自賛か?
このタイアはイケてますのでハーシュネスを改善するには良いですよ。



コクピットはセンス質感とも良いがやや平凡かも? Rrシートの居住性は思ったほど広くない

個人的に思った総合評価としてはデザインはかなり斬新的かつアグレッシブですが乗り味はむしろ逆志向という点ですね。

つまり見た目は明らかにアルファだけど中身は例えばプジョーと変わらないやん
みたいなところです。

もう少しイタリア代表選手としての個性が乗り味に欲しいと感じました。
それは五感に訴えるような走りですが年々歳々イタ車と言えどもマイルド志向に
なってるのはちょっと残念ではあります。

もうひとつのヴァージョン3.2V6が気になるところですが4WDというところで鈍重さが気になります。

世界中に数有る(有った?)自動車メーカーも生き残る為には吸収合併統合という道を取らざるを得ません。 おかげで個性有るメーカーは勢い消滅か牙を抜かれたりしています。

アルファの趨勢も厳しいながらよくやってる方だと思いますがここはちょうどシトロエン(C4~C6)の復活のように個性の復活を望みたいところですね。

なにか一つスパイスを加味すれば良くなると思いますのでアルファにも頑張って欲しいところです。

以上、ちょっと辛口だったかもしれませんがDrは特にFAJに義理もないので忌憚なく書きました(^^)v。







  









 
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