
レースに疎いDrでありますが、北京~パリ大陸横断レースはユーラシア大陸1万4千kmを37日かけて横断
する夢のレースだそうです。
NHKのドキュメントでも特集されていたようですが、そのキャッチが・・
走るのは、見るだけでも楽しい往年の名車ばかり。
ドライバーたちの人生模様・道中に出会う人々との触れ合い・修理に次ぐ修理を繰り返しながら悪路と戦う
クラシックカー…、その全てに密着!

超長距離レース

北京→モンゴル→ロシア→ベラルーシ→ポーランド→スロバキア→ハンガリー→スロベニア→イタリア→
スイス→フランス
このレースは意外と歴史があるのです。

1907年から開始
詳しいレギュレーションは分かりかねますが、ヴィンテージクラスからバイク(三輪車・サイドカー)まであり
フェアレディ240Zの年式も出走してます。

心配な年式?

過酷
河川に灼熱砂漠まであるそうで、完走するとほとんどの個体はズルガタになるそうです。

この応急修理で再出走
出場予定の常連様に聞きました。
レースは三年に一回開催で、そのエントリー費用はジュリアの新車くらい掛かるそうです。
サポート費用も含まれる代りに、自身でのサポートは特定クラス以外は不可だそうです。
宿泊は全て自前のテント生活で快適とも言えないようです。
ちょうど今頃開催されていて、常連様は三年後に向けて準備されています。

ジュリエッタ1.3TIで出場!
タイムリーに売りに出していたジュリエッタをお買上げ頂きました。
他にもお問い合わせを数名様から頂いておりましたが売約なり申し訳ございません。
このまま素の状態で出走するのではなく、全バラボディ補強からほぼ全てO/Hして万全を期します。
ラリー車がノーマルボディをストリップ状態にして溶接補強するのと同じです。
スペアパーツも満載と言うことになるでしょう。
しかし、この作業はショップでは不可ですから、専門のラリーショップ等に依頼するしかないのですが、
ツテもありません。
そこで白羽の矢は、F田名人に立てところ快諾して頂きました。
アルフェッタの室内で火花まみれになって補強作業をしてるF田氏を見たことがありました。
一応、三年の準備期間を頂いておりますが、F田氏によると一年あれば大丈夫と心強い言葉を頂きました。
完走出来るか否かは、元請けDrも責任を感じますから、何とか上手くいって欲しいと願うばかりです。
Peking to Paris 2016 - The Highlights
長いですが見応えあります
クラシックカーであっても乗り物であり、楽しむものということなんだと思いました。
草原を走り抜ける感動はきっと一生ものでしょう。うらやましい。