エンジンオイル漏れのキツかったFIAT500 ツインエアエンジン(走行約14万km)
定番のフロントカバーの液体ガスケット交換後、
間も無くして別の場所からも漏れてきていることが発覚しました。
フロントカバー脱着の図 定番とはいえ、工数の多い作業になります。
オイル漏れと一口に言っても定番の箇所からそうでない所まで...
特定のためまずは清掃から始まり、
時間をかけて点検していきます。
・・・
結論、2箇所の原因が発見されました。
(1箇所目)ターボホース
ホースバンドで締め付ける部分が裂けていました。
ここは、オイルエレメント交換時など脱着する部分で、
負荷がかかりやすいようです。
新品のターボホース
(2箇所目)タービンのガスケット
ここから漏れる事例はこれまであまり無かったようです
メタルガスケットですので、頑丈そうですが、
距離が距離なのでタービンにも負荷がかかっているようです。
その他、定番のサブタンク(ジョイント部からのクーラント漏れ)も見過ごせない状態になり
サブタンも新品に交換致しました。(写真は交換前)
これでまた、オーナー様の元で元気で走ってくれることを願います。
ありがとうございました。