
バックナンバーthe二玄社?
Drは例の売らんがための一枚物HPの制作のためマーケティング会社の担当より「貴社の過去の取材例を集めて下さい」なる指令を頂きました。
過去の雑誌取材というのはDrにとって思いで深いものです。
それ故に他の雑誌とは別にどこかに温存していたつもりであります。
しかし・・・
敢えて温存のようなことをすると逆にそれを行方不明にしてしまうDrであります

実家に持ち帰ったかのか?
引っ越しで捨てたのか?
自宅に隠したのか?
探すのが面倒なのでやむなくネットオークションなんかで買い揃えました

記事をチェックしていたら当時の事を思い出すものなんですね。
古い記事では早二十年近くも過去の出来事です。
当時の懐かしい思い出をちょっと振り返ってみます


NAVI誌 94/5 懐かしのルノーツインゴの記事
こちらは他車に先駆けてDrが輸入したらヒットして結構な数を売ったルノーツインゴです。
当時は一旦車両を東京まで送り自走にてNAVIの編集員が京都までテストがてら来てくれたと記憶しております。
車両のみならず京都をネタにするのはさすがNAVIだと思いました。

比較的最近のCG誌 シトロエンC1 HDI
こちらも京都らしさをアピールしたC1ディーゼルの記事でした。
もちろん本邦初上陸で特にCG誌は原則的に一番乗りしか記事にしないと聞きました。
つまり他誌がすでにネタにした記事は取材しないということですね。
もちろんDrも一番乗りしかしませんで~!





DrはCG世代で小林影太郎さんが教祖?でした。
そのCG誌が自分のショップに取材に来てくれたのですからそれはもうウレシカルカル明治のカールを通り越していたものですね(苦笑)。
でも?
Drがショップを始めて一番思いで深かったのはNAVI誌が取材してくれたこの記事でしょう


NAVI誌 94/9 最初の2ページ (クリックで拡大)
ストーリーはNAVI編集員がアルファ75に乗って長崎のスパイダーに乗る青年を訪問するというものです。
敢えて長崎まで訪問するのですから普通のスパイダーではありません。
本来ならA青年がスパイダーに乗るというのはあり得ないことでした。

A青年から届いた19年前の手紙 (大事に残しています

DrとこのA青年との取っ掛かりは1990年に頂いた手紙に始まります。
手紙には以下のようなことが書いてありました。
「・・私は長崎のド田舎にに住むAですがいくつかの質問が・・
中略
私の免許証には制限がありアルファスパイダーに乗りたくても乗れません・・
中略
貴社の1600スパイダーなら何とか制限をクリア出来ないもものか・・
中略
どうかユーノスロードスターにでも乗ってなさいなどと冷たいことを言わないで下さい

」
文面から青年はどうしてスパイダーに乗りたいから何とかして下さいという情熱がヒシヒシと感じられました。
この免許証の制限を適応するなら当時のどのスパイダーも乗るのは不可能でした。
Drはこの青年のために何とかしてあげることは出来ないだろかと思いました。
(続く)