
Tire Pressure Monitoring Sysytem
TPSMと聞いて何のコッチャと思われた方も居るでしょう。
恥ずかしながら、Drも意味不明でした

TPSMとは、いわゆるタイヤ空気圧監視システムのことであり、最新のクルマにはモニターが装備されてるのを
ご存知でしょう。

個別にモニターも可能
Drも存在こそ知っておりましたが、回転するタイヤの空気圧を如何に測定できるのかと言う素朴な疑問が
ありました。
今回の調査のきっかけは、マセラティのタイヤ交換で、アロイに見慣れぬ物が装着されてたからです。

純正のTPMSセンサー
この物体から無線で車内のモニターに発信するのです。
このセンサーにはバッテリーが内蔵されており定期交換部品となります。
タイヤ交換時に下手をすると、このセンサーを壊しますから、間違ってもタイヤレバーでバルブ周辺を抉っては
いけません。
作業者に、その旨を伝えておく必要があるでしょう。

TPMSシステム概要
タイヤの空気圧はとても重要なのですが、結構無頓着と言うか放置されてる方が多いのではないでしょうか。
無頓着の理由は、空気圧が減少しているかは操縦性の体感かタイヤのペッチャンコ度で、推測するしかありま
せん。
そして、エアーを充噴するのも結構面度な作業でしょう。
従って、このTPMSで空気圧減少をオーナーに警告してくれるのは画期的だと思います。
欧米ではすでにTPMS装着は義務化されてるのですが、日本では遅れていて不要です。
しかし、早かれ遅かれ右に倣えで、日本でも義務化は時間の問題ではないでしょうか。

後付可能なTPMS 外出しタイプ?
ちょっと驚いたのが、一見高価なシステムかと思いきや5,000円くらいから汎用TPMSが市販されていることで
した。
取り付けも超簡単で、エアーバルブのキャップと交換するだけで、無線故に配線も不要です。

タイヤ内臓タイプ
外付けタイプは結構センサーが出っ張る場合も有り体裁と外部に干渉する可能性があります。
内臓式は、この欠点がなくメーカー純正と同じ方式になります。

但し装着は面倒
あまりかのような後付アイテムは好まないDrですが、これは結構利用価値があると思います。
何よりパンクを事前に知らせてくれるのは、危険回避にも多いに有効です。
タイヤは唯一の路面とのコミュニケーションであり、その空気圧も適正でないと車両の性能や燃費を
大幅にスポイルするわけです。
自動車先進国の欧米で義務付けられてるのはそういうことでしょう。
日本でも、標準装備されることが望まれますが、お財布に優しい汎用型も一考の価値はあるでしょう。