
ショールームに収まった500C POP
船積み前の画像をアップしたのが7/21の記事でした。
イタリアから海をどんぶらこと渡ること約一ヶ月で通関~予備検査と日にちを要し目出度くDrの元に届きました。
Drにとって500Cは初体験ですから興味津々であります。
これだけ長くクルマ屋をやっていてもその気持ちが残っているのは我ながら余程クルマが好きなんだと思いますw。
初めて見る500Cを検証してみましょう。

広い開口部

これはオープントップと言うのでしょうか?。
Drに言わせるとサンルーフとオープンカーとの合いの子であります

(サンルーフ以上オープン未満?)
設計者はかなり開口面積に拘ったことが伺いしれます。
このトップがいかに前の方から開くかが開放度を左右します。
この500Cではオープンカー並にサンバイザーの後ろ辺りから開きますのでドライバー
はフルオープン感覚に浸れます。

ハイマウントSTOPランプの位置に注目
畳んでもランプが生かせる設計はよく考えてあると思うDrであります。
ちなみにRrウインドウには熱線が組み込まれておりトップのクオリティも悪くありません。
トップの開閉はボタン一つで極めてスムーズでありました。
設計者はこの500Cを全天候型を目指したのでしょう。

ガビ~ン? 100PS!
Drはこの500Cが100PS仕様というのを忘れておりました

あのパンダ100PSと全く同じパワートレインなのです。

デュアロジック(A/T)じゃありましぇ~んw
もちろん硬派の5速マニュアル仕様であります。
LHD+MT仕様というのが並行輸入車の取り柄です。
右手でシフトするのはよろしいで~!


黄昏時のブリーフテスト
注目の100PSエンジンはやはりノーマル(1.2/69PS)とは違います。
このエンジンは明らかに高速トルク型です。
100ps/6,000rpm 13.3kgm/4,250rpm
3,000rpm以下ではややトルクが細いと感じましたが、今時のエンジンにしては珍しく高回転までぶん回すのが楽しいスポーツ心のあるエンジンだと思いました。
キャンバス製のオープントップにも関わらず耐候性はよく剛性感もノープロブレムでした。

DrはSPORTスイッチをパワステの操舵力の切り替えだけだと思っていたらパワーの変化も変わることを失念しましたw。
ECU(※)のプログラミング迄変えるこのSPORTモードはかなりレスポンスがアップするそうです。
過去に体験したABARTHやMitoも確かにジキルとハイドくらいに変わりようでしたから・・。
こちらは再度試乗してお伝えしたいと思うDrです。
総合するとこの500Cはオープン感覚と耐候性がうまく融合していることでしょう。
オープンカーは気恥ずかしいけどという方にはちょうど良いですネ。
MT派の方はDrに注文し下さいネ(笑)。
※ ECU→エンジンコントロールユニット(コンピューター)