
PF氏の元から帰ってきた1750Spider
キャブセッティング不能で四苦八苦していたDrはPF(プロフェッサーF)氏に甘えて1750SPIDERを緊急入院させました。
おかげさまで例のキャブマウントの不良原因を究明して貰いました。
修復は敢えて当時物の純正キャブマウントを使用せず不良品を修復して使いました。

当初の計画通りデロルトDHLA 40Fを再装着
キャブマウントの取り付けには安全の為に液状シールを両面に塗布してエアー漏れを防ぎました。
更にスロージェットを55から60に変更して低速域のガクガク感に対処しました。
早速テスト走行したら今までの不調が嘘のように好調になりました。
エンジン自体はパワーがあり良い出来映えとのお墨付きを頂きました




通常8カ所で止めるクリーナーボックス
同調板の役目もする純正のエアクリーナーボックスなんですがキャブへは8個のナットで取り付けします。
この8カ所を止めるのは結構面倒くさいものでありますw。
特に下側はインナーフェンダーとの隙間が狭く苦労します。
そこで、Drは通常8カ所ところを4カ所くらいに手抜きwすることがあります。
手抜きの理由は固い平面同士の接合だから大丈夫だろうという憶測でした。
ところがそれはダメだとPF氏よりお叱りを受けました。
(Drはこれに傷ついてビューティペアーを解消しました


通称メガネの紙G/Kをサンドイッチ
実はこのメガネG/Kが分厚いために全て8カ所を平均的に止めないとキャブが歪むということです。
確かにこのメガネ君は分厚くボール紙くらいの厚みがあります。
一つ賢くなったDrであります

余談ですがデロルトはWEBERよりもむしろ高性能だそうです。
TOYOTAが昔純正扱いしたのも確かにデロルトでした。
パーツの入手を考慮すると総体的にWEBERに軍配があがるかもしれませんが・・。
それはともかく何とか走りのほうは格好が付きました。
次なる作業は若干不調のサスの整備にかかります。