
H氏提供の当時のカタログより
持つべきものはお客様で当時新車でPannda45に乗っておられた方がいらっしゃっいました。
この当社創業時からのお客様のH氏が乗っておられたPanda45はボディカラーも全く同じレッドでありました。
それでいくつか不明点を聞いたら快く教えて頂いたのとカタログも見せて頂きました。
Drが聞いたのはスティールホイールの色ですがやはりシルバーが正解で黒はバツです。
タイアサイズも聞いたら145/80-13という細目でこちらもバツであった。
それで足下をスッキリさせたら見違えた!。

外装は新車並に完成した ホイールの意匠少し違うは???
カタログを目を通していたらミッションは5速でなく4速であります。
キャブレーションはもちろんダウンドラフトのワンキャブで後の1000CLからシングルポイントインジェクションになりました。
エンジン本体はFIAT伝統の850から受け継いだOHVですがトルクフルかつ結構スムーズに回る良いエンジンであります。
ちなみアウトビアンキA112ジュニアも同じですね。
当時はJAXが共に正規で輸入してました。

寝ているのはDrではありません(笑) カタログより抜粋
何もこんな狭そうなところで寝ることもないと思うのですが・・
それには理由がありました?。
そうなんです川崎さん??
倒れちゃうんですねこれが・・・・

ハンモックシートのアレンジの図
このPanda45の「ウリ」であるハンモックシートなるものは多分にシトロン2CVの影響を受けたと思われます。
簡単に着脱出来て洗濯!まで出来たと記憶しています。
しかし後部ラゲッジスペースで寝ころぶのは若干無理があると思うのですが意外と足をダッシュ下に潜りこませればイケるのかもしれません。
Drの場合は足が長いからちょっとしんどいかな??←ウソかも(汗)

もう一つの「ウリ」であるダブルサンルーフ カタログより抜粋
このWサンルーフも明らかにシトロン2CVの影響と思われます。
早い話が真似たと言っても過言ではないでしょう(苦笑)。
当時はクーラーがオプションでも無かったのですがこのWサンルーフを目一杯開けて三角窓を開ければ少なくともオープンエアーでまだ乗れたと思われます。
クーラーが付くようになった(但しOpt)は次の「1000CL」からでした。
このType141の初代オリジナルのとも言うべきPanda45から次の非対称グリルを廃止した普通のグリルになった1000CLになり愛好家はみんな嘆いたものでした。
これはやはり冷却の問題なのかはDrは知りません。
1980年初頭から最終2001年くらいまでこのType141は生産されました。
20年もの長きにわたりモデルチェンジが無かったというのはVWビートルとMINIを別格にしたら他には思いあたりません。
あの500(チンクチェント)よりも長寿命だったことになります!。
将来的にNewミニやビートルのように復刻版が出たら楽しいかなと思うDrであります。